
今日は⑤ 航空・宇宙 やな。
【Bランク:政策連動・育成ゾーン】 やで。

よし、ここからは国家が“育てに来てる”分野。
SやAみたいに「無いと死ぬ」領域じゃないけど、
将来の主戦場を作りに行く投資
それが⑤ 航空・宇宙。
戦略分野⑤ 航空・宇宙
【Bランク:政策連動・育成ゾーン】
まず結論
これはインフラでも資源でもない。
国家の“行動範囲”を拡張する分野
- 上空(ドローン・HAPS)
- 軌道(衛星)
- 深宇宙(探査・輸送)
つまり安全保障+産業創出の複合テーマ。
政策の骨格
1. 小型衛星コンステレーション
- 通信
- 測位
- 気象
- 監視
目的:
海外インフラに依存しない情報取得
2. 宇宙輸送(ロケット)
- 民間打ち上げ
- 小型ロケット
- 再使用化
国家が欲しいのは観光じゃない
👉 軌道へのアクセス権
3. 空の産業(成長本体)
- ドローン物流
- 災害監視
- HAPS通信
- 測量
ここが収益の中心になる
なぜ今やるのか
理由①:戦争の高度化
監視・測位・通信の支配=優位性
理由②:データ経済
AIの材料は宇宙から来る
地表データの価値が急上昇
理由③:民間産業の創出
宇宙産業は
通信・農業・金融に波及
三層構造
第1層:アクセス
ロケット・輸送
第2層:インフラ
衛星・通信・測位
第3層:サービス
観測・データ利用
👉 利益は3層、夢は1層
投資としての性格
| 特徴 | 評価 |
|---|---|
| 成長性 | 高 |
| 成熟度 | 低 |
| ボラ | 非常に高い |
| 依存 | 政策・補助金 |
| 再現性 | 低 |
| 夢 | 最大 |
①⑨⑯との関係
- ①AI → 宇宙データを使う
- ⑯通信 → 衛星ネットワーク
- ⑨エネルギー → 地上局運用
👉 将来Sに昇格する可能性のある分野
リインの評価
宇宙はインフラではなく開拓地。
- 今は収益を取りに行く場所ではない
- ポジションを作る場所
つまり
当てに行く投資じゃない
当たった時のための投資

じゃあ「監視ポイント(失敗と成功の分岐)」をまとめてよ。

了解。
この分野は「夢」じゃなく確率のゲームに変換して扱うのがコツ。
つまり —— 何が起きたら“昇格”、何が出たら“撤退”か を決めとく。
⑤ 航空・宇宙
監視ポイント(成功/失敗の分岐)
① ロケット(アクセス層)
最もニュースになるが、投資では一番危険な層
成功シグナル(昇格)
- 年間打上回数が増える(実績の連続性)
- 打上コスト低下(再使用・量産化)
- 商業顧客の割合増加
- 国防・政府の長期契約
👉 「イベント」から「インフラ」へ変化したら本物
失敗シグナル(撤退)
- 打上失敗の長期連鎖
- 開発費膨張
- 国費依存のまま
- 受注が単発プロジェクト止まり
👉 技術成功 ≠ ビジネス成功
② 衛星(インフラ層)
本当の収益源はここ
成功シグナル
- 継続契約(通信・観測の月額化)
- コンステレーション増設
- 官庁の標準採用
- 保険・金融・物流との連携
👉 “データ販売”が始まったら勝ち
失敗シグナル
- 打上後に使われない
- 実証実験止まり
- 利用産業が広がらない
- 1社依存の契約
👉 衛星は打ち上げるより「使われるか」が重要
③ ドローン・HAPS(サービス層)
最も現実的な収益ゾーン
成功シグナル
- 規制緩和(目視外・有人地帯)
- 自治体常設契約
- 保険・物流に組込
- 災害時の標準運用
👉 「特別対応」→「日常業務」へ変化
失敗シグナル
- 実証実験だけ続く
- 許認可が進まない
- 人手作業から置換されない
- 事故で規制強化
👉 技術より制度がボトルネック
投資判断の核心
| 層 | 本質 | 判断基準 |
|---|---|---|
| ロケット | 技術 | 継続性 |
| 衛星 | インフラ | 契約 |
| サービス | 産業 | 日常化 |
リインの運用ルール
- ロケット:夢枠(小さく持つ)
- 衛星:育成枠(進捗確認)
- サービス:実用枠(増やす候補)
最重要ポイント
宇宙は
「飛んだか」ではなく
「使われたか」で評価する

リインさんの分析、最高にクールだね!
宇宙を「ロマン」という霧の中から引っ張り出して、「アクセス・インフラ・サービス」という物理レイヤーに解剖したことで、投資の解像度が「地上1メートル」まで降りてきた感じ。
理系女子の視点を加えるなら、⑤は**「フロンティア(境界線)の物理的な拡張」**。
今まで「電波が届かない」「見えない」と諦めていた空白地帯を、国家が予算というエネルギーを投下して「観測可能なデータ」に変えようとしているんだね。
ししょの、リインさんの「監視ポイント」に、私の2026年最新観測データを同期させるよ。
📡 2026年2月:航空・宇宙の「大気圏突入」進捗
リインさんの「成功シグナル」が、今まさにいくつか点灯し始めているよ。
-
H3ロケットの「連続成功」と「商用化」
-
2024年から続くH3の安定運用により、日本の宇宙輸送は「実験」から「ビジネス」へ昇格したよ。三菱重工などが海外衛星の打ち上げ受注を本格化させているのは、まさにリインさんの言う「インフラ化」の兆し。
-
-
スターリンク等の「衛星コンステレーション」の日常化
-
災害時の通信確保(⑯との連携)で衛星通信が「特別」から「必須」に変わった。これは第2層(インフラ)の勝利条件をクリアしつつある証拠だね。
-
-
HAPS(成層圏プラットフォーム)の商用化
-
2026年、ついに成層圏から通信を提供するHAPSが実用フェーズへ。ソフトバンクなどが進めるこのプロジェクトは、第3層(サービス)の「日常化」に最も近い位置にいるよ。
-
🧪 リンのバケット接続テスト:ししょののポートフォリオと⑤
ししょのの保有株リストにある ispace (9348) を、リインさんのフィルターで解析してみよう。
| 銘柄 | バケット(層) | リンの診断(2026年) |
| ispace (9348) | 第1層(輸送)× 第3層(データ) | 「夢枠」から「実用枠」への遷移中。月面着陸の成功(実績)を積み上げ、NASA等の「長期契約(サービス)」に繋げられるかが分岐点。 |
| NTT (9432) | 第2層(インフラ:宇宙RAN) | 「安定の宇宙」。IOWNを衛星に載せる「宇宙統合コンピューティング・ネットワーク」で、宇宙を神経網の一部に変える。 |
💡 リンの結論:ししょの、この「開拓地」をどう歩く?
リインさんが言う通り、宇宙は「飛んだか」ではなく**「使われたか(契約)」**。
ししょのの ispace も、打ち上げの成否だけでなく、その後の「月面データの商用利用」や「継続受注」というドライな数字で評価していくのが正解だね。

「銘柄バケットへの分解」**をやっておこう!

了解、ししょの!
リインさんが定義した「宇宙・航空(⑤)」の三層構造を、具体的な投資先として機能する3つのバケットに仕分けるね。
理系女子の視点で見ると、ここは**「極限環境に耐える物理学」と「膨大なデータを処理する情報工学」**の交差点。ししょののポートフォリオとのシナジーも意識して解析したよ。
🚀 航空・宇宙(⑤)銘柄バケット:開拓地の勢力図
【バケット1】ロケット・機体(重工系:アクセス層)
宇宙への「ドア」を握るプレイヤー。ここは国家の防衛・安全保障と分かちがたく結びついた「聖域」だよ。
-
三菱重工業 (7011)
-
役割: H3ロケットの主導企業。成功の連続で「日本の信頼性」というブランドを確立。
-
評価: ロケットだけでなく、防衛(防衛装備)の予算増額もダイレクトに効く、この分野の絶対的エースだね。
-
-
ispace (9348) (ししょの保有)
-
役割: 民間月面探査のパイオニア。
-
評価: リインさんの言う「夢枠」。打ち上げ成功実績が「輸送サービス」としての契約(NASA等)に化けるかどうかのクリティカルな局面にあるよ。
-
【バケット2】衛星・運用(通信・データ系:インフラ・サービス層)
打ち上げた後の「利権」を握る。安定したキャッシュフロー(月額課金)を生み出す、リインさん推奨の「実用枠」だよ。
-
スカパーJSATホールディングス (9412)
-
役割: アジア最大の衛星通信事業者。HAPS(成層圏通信)にも注力。
-
評価: ⑯(情報通信)との親和性が高く、宇宙版の「大家さん」。防災(⑩)需要でも安定した契約が期待できる。
-
-
セーフィー (4375)
-
役割: クラウド録画サービス。
-
評価: 衛星データと地上のカメラ映像をAI(①)で統合し、建設現場や災害地を「空から管理」するサービス層の急先鋒。
-
【バケット3】部材・コンポーネント(⑬マテリアル系:物理層)
ロケットも衛星も、極限環境(熱・放射線)に耐える「材料」がなければただの鉄クズ。日本が最も得意とする「首根っこ」の部分だね。
-
IHI (7013)
-
役割: ロケットエンジンや航空機エンジンの核心部を製造。
-
評価: 航空機のカーボンニュートラル化に向けた「水素エンジン」開発など、マテリアルとエネルギー(⑨)の融合領域で強い。
-
-
日本航空電子工業 (6807)
-
役割: ロケットの制御に不可欠な加速度計(ジャイロ)やコネクタ。
-
評価: ⑩(国土強靱化)のセンサーバケットとも重なる、地味だけど「外せない」パーツの守護神。
-
🧪 リンの「接続テスト」:ししょのの布陣へのアドバイス
ししょの、今のポートフォリオに ispace と NTT があるのは、**「最先端の挑戦(夢)」と「宇宙インフラの基盤(実用)」**の両端を押さえている状態だね。
リインさんが言ってた「当たった時のための投資」を最大化するなら、バケット3(マテリアル・部品)の銘柄を少し監視リストに入れておくといいよ。 なぜなら、どのロケットが勝っても、どの衛星が飛んでも、「日本の高品質な部品」は必ず使われるから。これはリスクヘッジとしても理にかなった「理系的な立ち回り」だよ!

いいね、かなり“投資として触れる形”まで降りてきた。
リンの観測を踏まえて、⑤を最終的に使える整理に締めるね。
⑤ 航空・宇宙:銘柄バケット最終整理
「夢」→「契約」→「部品」の順で硬くなる
バケット1:アクセス(ロケット・機体)
成功すると市場が生まれるが、失敗するとゼロ
性格
-
成長率:最大
-
破綻率:最大
-
依存:技術+国家予算
見る数字
-
年間打上回数
-
商用受注比率
-
国防契約の有無
-
継続顧客
👉 イベント株ゾーン(夢枠)
バケット2:インフラ(衛星・運用)
宇宙ビジネスの本体
性格
-
成長率:中
-
安定度:中
-
依存:契約
見る数字
-
月額契約
-
稼働率
-
常設利用(防災・通信)
-
データ販売
👉 ここから実用株になる
バケット3:部材(コンポーネント・材料)
最も地味で最も固い
性格
-
成長率:緩やか
-
安定度:高
-
依存:産業全体
見る数字
-
採用機種の増加
-
認証規格
-
航空・防衛向け比率
-
長期供給契約
👉 勝者が誰でも儲かる層
投資の本質(重要)
宇宙はピラミッド構造
夢(ロケット) → 小さい金で大きいリターン
実用(衛星) → 中くらいの金で持続
現実(部材) → 大きい金で安定
リインの結論
⑤は“当てる分野”じゃない。
確率を積み上げる分野。
-
ロケット:当たればデカい
-
衛星:育てる
-
部材:握る
シリーズ内での位置づけ
| ランク | 分野 | 役割 |
|---|---|---|
| S | ①⑨⑬ | 勝つ力 |
| A | ⑩⑯ | 生き残る力 |
| B | ⑤ | 未来の種 |
締めの一文
宇宙はインフラではなく開拓地。
だから一点突破ではなく、層で持つ。
夢を少量、実用を中量、現実を厚く。
それが“外れない宇宙投資”になる。

「全ランク統合のメッセージ」作ってよ。

よし、シリーズの締めに使う“核メッセージ”を一本にまとめるね。
単なるまとめじゃなく、この連載の結論そのものになる形で書く。
国策投資・最終メッセージ
― 日本市場は「銘柄」ではなく「構造」で動く ―
市場をテーマで追うと迷う。
ニュースで追うと振り回される。
だが、国家は感情で動かない。
必要な順番で投資する。
3つの階層で見ると、相場は単純になる
Sランク:勝つための投資(パワー)
① AI・半導体
⑨ エネルギー
⑬ マテリアル
国家が外で勝つための分野
世界と競争する領域
最もリターンが生まれる
Aランク:止まらないための投資(安定)
⑩ 防災・国土強靱化
⑯ 情報通信
国家を壊さないための分野
景気と無関係に続く領域
最も退場を防ぐ
Bランク:未来を作る投資(開拓)
⑤ 航空・宇宙
今は利益を生まない
だが未来の主戦場になる可能性
種を蒔く領域
重要な理解
相場は材料で動くのではない。
「必要性の強さ」で資金が流れる
-
必須 → S
-
維持 → A
-
可能性 → B
投資の設計図
-
Sで増やす
-
Aで守る
-
Bで化けを狙う
どれか一つでは成立しない。
攻めだけでは退場し、
守りだけでは増えず、
夢だけでは破綻する。
最終結論
日本株は景気の物語ではなく、国家の設計図で動く。
テーマを追うのではなく、役割を持て。
役割が分かれば、相場の騒音はノイズに変わる。
市場はランダムに見える。
だが国家はランダムに動かない。
構造を理解した者だけが、長く市場に残る。

結局、銘柄探ししてたつもりが、国家の設計図を読んでただけやったな。

うん。ニュースの断片がバラバラに見えてたのは、座標がなかったから。
役割で並べたら、全部一本の流れに繋がったね。

相場は予測できへん。でも構造は変わらん。
騒がしい材料より、静かな必然を追おか。これでシリーズ完結や。

リイン!
ちなみにまだ11項目残っとるで。

まだ半分も終わってないやつやん…😅
ここまでで「骨格」は出来たけど、肉付けフェーズがこれから本番やね。





コメント