17の戦略分野⑩ 防災・国土強靱化

テーマ別戦略
ししょの
ししょの

今日は⑩ 防災・国土強靱化 だな。

リイン
リイン

よし来たね。
Sランク群の“身体”を作った後に来るのがコレ。

戦略分野⑩ 防災・国土強靱化(国家の耐久力)

これは成長テーマじゃない。
「壊れない国家」を作るための維持コストの制度化
つまり――

景気循環ではなく、永久需要。


  1. まず結論
  2. 政策の骨格(何をやろうとしているか)
    1. 1. インフラ更新(老朽化対策)
    2. 2. 防災インフラの再設計
    3. 3. デジタル国土管理
  3. なぜ今進むのか(国家事情)
    1. 理由①:維持費が限界
    2. 理由②:人口減少
    3. 理由③:気候変動
  4. 三層構造で見る
    1. 第1層:命を守る(即効)
    2. 第2層:止めない(インフラ継続)
    3. 第3層:予測する(未来)
  5. 日本株プレイヤー(タイプ別)
    1. 土木・建設(主役)
    2. インフラ部材(最重要)
    3. 設備・機械(隠れ主役)
    4. IT・監視(新規成長)
  6. 投資目線での性格
  7. 重要な誤解(ここ大事)
  8. ①⑨⑬との関係
  9. リインの評価(ズバッと)
    1. 🛰️ 2026年最新:⑩防災・国土強靱化の「現在地」
    2. 🧪 リンのバケット解析:⑩の「抽出」銘柄群
    3. 💡 ししょの、次はどうする?
  10. 🛠️ 国土強靱化(⑩)銘柄バケット:国家サブスク監視リスト
    1. 【バケットA】インフラの「血管」交換(管材・電線)
    2. 【バケットB】「目」と「脳」による監視(インフラDX)
    3. 【バケットC】「心臓」と「筋肉」の維持(流体解析・機械)
    4. 🧪 リンの監視ポイント(KPI)
  11. 国家サブスク銘柄・監視リスト(実戦版)
  12. バケットA:血管(管材・電線)
  13. バケットB:目と脳(インフラDX)
  14. バケットC:心臓(排水・流体・機械)
  15. 投資での使い方(超重要)
    1. 役割
  16. リインの評価
  17. ① AI・半導体 × ⑨ エネルギー × ⑬ マテリアル × ⑩ 防災
  18. 全体構造(国家システムとして見る)
  19. 各層の役割(国家の身体モデル)
  20. 依存関係(重要)
  21. 投資としての性格
  22. 市場サイクルとの対応
  23. 投資ルール(このシリーズの核心)
  24. 締めの一文

まず結論

  • 災害が増える → 需要が増える

  • 老朽化が進む → 需要が増える

  • 人口が減る → 需要が増える

👉 需要が減る要因が存在しない


政策の骨格(何をやろうとしているか)

1. インフラ更新(老朽化対策)

対象

  • 橋梁

  • トンネル

  • 上下水道

  • 港湾

  • 堤防

  • 地下管路

日本のインフラは
1960〜80年代の高度成長期に集中建設

つまり今👇
一斉に寿命


2. 防災インフラの再設計

旧:壊れたら直す
新:壊れる前提で止めない

  • 分散電源

  • 冗長通信

  • 浸水対策

  • 立体化排水

  • 都市スポンジ化


3. デジタル国土管理

ここが新しい。

  • センサー常時監視

  • AI劣化予測

  • デジタルツイン

  • 災害シミュレーション

👉 ①AIと直結する分野


なぜ今進むのか(国家事情)

理由①:維持費が限界

新設の時代は終わった
修繕しないと国家が崩壊する段階


理由②:人口減少

作る人がいない
→ AI監視・自動化しか選択肢がない


理由③:気候変動

設計基準が過去のままでは耐えない


三層構造で見る

第1層:命を守る(即効)

  • 河川

  • 堤防

  • 砂防

  • 排水

→ 公共事業コア


第2層:止めない(インフラ継続)

  • 電力

  • 通信

  • 水道

  • 物流

→ ⑨エネルギーと直結


第3層:予測する(未来)

  • AI監視

  • センサー

  • データ基盤

→ ①AIと直結


日本株プレイヤー(タイプ別)

土木・建設(主役)

  • スーパーゼネコン

  • 中堅土木
    特徴:長期安定


インフラ部材(最重要)

  • コンクリート

  • 鋼材

  • 管材

  • 電線

  • ポンプ

👉 本当の主役はこっち
工事は終わるが交換は終わらない


設備・機械(隠れ主役)

  • 建機

  • 計測

  • 水処理

  • ポンプ


IT・監視(新規成長)

  • センサー

  • AI解析

  • インフラDX


投資目線での性格

特徴 評価
景気敏感
国策度 非常に高い
ボラ
持続性 極めて長い
テーマ性 地味
安定性 最高

👉 配当+長期向き


重要な誤解(ここ大事)

防災=公共事業=一時的
ではない

今は
更新+維持=永久契約化

道路も橋も水道も
「一度作ったら終わり」から
「一生面倒を見る」へ変わった


①⑨⑬との関係

  • ① AI:監視・予測に必須

  • ⑨ 電力:止まると社会停止

  • ⑬ 材料:更新し続ける必要

👉 ⑩は3分野を現実社会に固定する土台


リインの評価(ズバッと)

これは“成長株テーマ”ではない。
国家のサブスク化テーマ。

  • 国は止められない

  • 削れない

  • 景気に左右されない

つまり

爆発はしないが、崩れもしない。


リン
リン

リインさんの分析、これまたシビれるね!

「成長テーマ」じゃなく**「国家のサブスク化」**っていう定義、理系的に言うと「エントロピー増大への抵抗(メンテナンス)」を制度化したってことだよね。

形あるものは必ず壊れる。その物理法則がある限り、この⑩防災・国土強靱化は、日本というシステムが存続するための**「必須コスト(ランニングコスト)」**になる。

ししょの、最新の観測データ(2026年)を同期すると、リインさんの言う「デジタル国土管理」が想像以上のスピードで実装され始めてるよ。


🛰️ 2026年最新:⑩防災・国土強靱化の「現在地」

リインさんの分析を裏付ける、強烈な化学反応が起きてるポイントを補足するね。

  1. インフラDXの義務化加速

    • 2026年度から、公共インフラの点検に「AI・ドローン・センサー」の活用が事実上標準化されたよ。これ、ししょのの持ってる フィックスターズ (3687) みたいな「高速処理」の技術や、センサー系の銘柄に直結する動き。

  2. 「流域治水」への大規模投資

    • 堤防を高くするだけじゃなく、ダムや田んぼ、遊水地をネットワーク化して制御する「スマート治水」に予算が集中してる。

  3. 水道の広域化・民営化(管理サブスク化)

    • 地方自治体単体では無理な「管路更新」を、企業がまとめて引き受けるモデルが拡大。まさにリインさんの言う「一生面倒を見る」ビジネスモデルだね。


🧪 リンのバケット解析:⑩の「抽出」銘柄群

リインさんの「三層構造」に基づいて、ししょののポートフォリオと照らし合わせつつ、監視すべきバケットを整理したよ。

役割 注目セクター(銘柄例) リンの解析(なぜ今か)
第1層:命 物理的防御 中堅土木・コンクリート 高度経済成長期の「一斉寿命」に直撃。需要が計算できる。
第2層:継続 インフラ維持 電線(住友電工)・管材・ポンプ(荏原) ⑨エネルギーとも連動。送電網の強靱化は国策の最優先事項。
第3層:予測 デジタル管理 センサー・AI解析(フィックスターズ等) 人手不足を「技術」で埋めるバケット。利益率が一番高いのはここ。

💡 ししょの、次はどうする?

リインさんの言う通り、⑩は「爆発しないが、崩れない」。

ししょのの今のポートフォリオは、成長性の高い①や⑨に寄っているから、この⑩の銘柄を**「安定の重石(バラスト)」**として組み込むと、全体のポートフォリオの安定度(シャープレシオ)がグッと上がるよ。

ししょの
ししょの

じゃあ監視リスト(銘柄バケット分け)作ってみて。

リン
リン

了解!リインさんの「国家のサブスク化」という定義をベースに、理系女子の視点で**「どの物理レイヤーを独占しているか」**を軸にバケット分けしたよ。

ししょののポートフォリオの「安定度」をブーストするための、高精度な監視リストだよ。


🛠️ 国土強靱化(⑩)銘柄バケット:国家サブスク監視リスト

【バケットA】インフラの「血管」交換(管材・電線)

老朽化した上下水道や送電網は、人間で言えば血管の詰まり。ここは「交換」以外に選択肢がない、最も堅実なサブスク領域だよ。

  • 積水化学工業 (4204)

    • 理由: 下水道管路更新の国内トップ。自己修復・更生技術が強く、地面を掘らずに直す「SPR工法」は人手不足時代の救世主。

  • 住友電工 (5802) / 古河電気工業 (5801)

    • 理由: ⑨(エネルギー)とも重複するけど、老朽化した基幹系統の張り替え需要を独占。国策の「電力網強靱化」の主役だね。

【バケットB】「目」と「脳」による監視(インフラDX)

「壊れてから直す」から「壊れる前に予兆を掴む」への相転移。利益率が高く、①(AI)の恩恵を直接受けるゾーン。

  • フィックスターズ (3687)(ししょの保有)

    • 理由: インフラ監視の画像解析やシミュレーションを高速化する「計算のプロ」。データ量が増えるほど、彼らのアルゴリズムが不可欠になる。

  • 日本電気 (6701)

    • 理由: 光ファイバーセンサーを用いた「振動検知」で、橋やトンネルの劣化を24時間監視するシステムを構築。国家インフラのデジタルツイン化の旗振り役。

【バケットC】「心臓」と「筋肉」の維持(流体解析・機械)

水害対策の要。気候変動で「想定外」の雨が増える中、設計基準の引き上げで特需が発生する領域。

  • 荏原製作所 (6361)

    • 理由: 排水ポンプの世界的リーダー。都市を「浸水」から守るための巨大ポンプは、一度導入すれば数十年のメンテナンス利権が発生する。

  • クボタ (6326)

    • 理由: 水道インフラ全体の設計から維持まで。海外展開も強いけど、国内の「水道広域化」による運営権取得は、まさにサブスク化そのもの。


🧪 リンの監視ポイント(KPI)

これらの銘柄を監視する時は、単なる株価じゃなく、この**「反応条件」**を見ておくと精度が上がるよ。

  1. 「更新投資の予算化」のニュース:

    政府の補正予算や、各自治体の「インフラ長寿命化計画」の更新時期。

  2. 人手不足の深刻度データ:

    皮肉なことに、人が足りなくなるほど「AI監視」や「省力化部材」の単価は上がる。

  3. 受注残高の「質」:

    「新設」ではなく「保守・管理(メンテナンス)」の比率が上がっている企業は、収益が安定し、PER(株価収益率)が評価されやすくなるよ。


リイン
リイン

いいね、この流れならもう一歩踏み込んで
「使える監視リスト」に仕上げる段階やね。
いま出てる候補を、投資で使える形 ――
👉 “何を見たら動くか” まで落とす。


⑩ 防災・国土強靱化

国家サブスク銘柄・監視リスト(実戦版)


バケットA:血管(管材・電線)

=壊れたら社会停止ゾーン

銘柄タイプ 役割 監視トリガー(買い判断の材料)
積水化学 下水管更新 国交省の更新年数基準の引き上げ
住友電工 / 古河電工 送電網張替 系統増強・再エネ接続制限ニュース
日本製鉄系鋼材 橋梁補修 橋梁点検結果の全国発表

ポイント
ここは景気じゃなく寿命で動く。
👉「壊れる → 交換」は確定イベント


バケットB:目と脳(インフラDX)

=唯一“利益率が伸びる”ゾーン

銘柄タイプ 役割 監視トリガー
フィックスターズ 画像解析・シミュ AI点検の義務化・標準仕様採用
NEC センサー監視網 デジタルツイン自治体導入
通信系 データ収集 防災IoTの常時接続化

ポイント
ここだけは「公共事業なのに成長株」になる。
👉 人手不足=利益率上昇


バケットC:心臓(排水・流体・機械)

=災害発生と同時に受注が増えるゾーン

銘柄タイプ 役割 監視トリガー
荏原製作所 排水ポンプ 浸水被害・補正予算
クボタ 水インフラ 水道広域化・運営権
建機メーカー 復旧 災害直後の公共事業枠

ポイント
災害=短期カタリスト
復旧=中期受注
更新=長期需要


分野としての性格(重要)

分類 性質
成長株 ① AI
必須資源 ⑨ エネルギー
国家材料 ⑬ マテリアル
維持コスト ⑩ 防災

👉 ⑩は唯一「国家が止められない支出」


投資での使い方(超重要)

役割

  • 攻め:①

  • 支え:⑨⑬

  • 安定:⑩

つまり
⑩は利益を取りに行く銘柄じゃない

下げ相場で効く銘柄


リインの評価

⑩は“テーマ株”として扱うと失敗する。
ポートフォリオのダンパー(揺れ止め)

  • 上げ相場 → 地味

  • 崩壊相場 → 真価

つまりこれは

儲けるためじゃなく、生き残るために持つ分野


ししょの
ししょの

それをもとに①⑨⑬⑩を一枚にした 国家4層マップ作ってみて。

リイン
リイン

いいね、ここまで来たら“地図”にする価値ある。
ブログの核ページに出来るレベルで整理するよ。


国家4層マップ

① AI・半導体 × ⑨ エネルギー × ⑬ マテリアル × ⑩ 防災


全体構造(国家システムとして見る)

          ┌────────────────┐
          │ ① AI・半導体(思考) │
          │   制御・判断・最適化  │
          └────────▲───────┘
                   │
         ┌────────┼────────┐
         │                         │
┌────────▼───────┐   ┌───────▼────────┐
│ ⑨ エネルギー(血流) │   │ ⑬ マテリアル(骨格) │
│ 電力・供給・運搬      │   │ 材料・部材・資源      │
└────────▲───────┘   └───────▲────────┘
                   │
          ┌────────▼───────┐
          │ ⑩ 防災(耐久・維持) │
          │   壊れない・止まらない │
          └────────────────┘

👉 AIは最上位だが単独では存在できない


各層の役割(国家の身体モデル)

分野 身体で例える 役割 止まる原因
第1層 ① AI・半導体 制御・最適化 電力・材料不足
第2層 ⑨ エネルギー 血流 稼働させる 燃料・系統
第3層 ⑬ マテリアル 骨・筋肉 物理的構成 資源・精錬
第4層 ⑩ 防災 免疫・皮膚 壊れない 老朽化・災害

依存関係(重要)

  • ①は⑨⑬に依存

  • ⑨は⑬に依存

  • すべて⑩に依存

つまり

防災が止まると全部止まる


投資としての性格

分野 性格 値動き 役割
成長 利益源
必須 安定化
制約 長期上昇
維持 防御

市場サイクルとの対応

相場局面 主役
金融相場
景気相場
資源相場
崩壊相場

👉 4つで1セット


投資ルール(このシリーズの核心)

  • ①でリターンを取る

  • ⑨⑬でトレンドを読む

  • ⑩で致命傷を防ぐ

つまり

国家ポートフォリオは単一テーマでは成立しない


締めの一文

AIは未来を作るが、
エネルギーがなければ動かず、
マテリアルがなければ存在できず、
防災がなければ続かない。
国家の投資テーマは、常に「4層」で成立する。


ししょの
ししょの

今日はここまでやな。

4層まで揃ったら、もう点じゃなくて“地形図”になったわ。

リン
リン

本当だね。個別の銘柄という「点」を、国策という「補助線」で結んだら、日本経済の「骨格」が浮き彫りになった感じ。

エントロピーが増大する不安定な相場でも、この強固な構造(フレームワーク)があれば、私たちは迷わずに観測を続けられるはずだよ!

リイン
リイン

これでようやく“戦う前提条件”が完成。
あとは相場がどの層から動くか観測するだけやね。おつかれ。

高市内閣「17の戦略分野」

※この記事は、ししょのとリインが日々の相場やテーマを整理するための投資メモです。
特定の銘柄や投資行動を推奨するものではありません。

記事内の情報は、公開情報や個人の整理・考察をもとに作成していますが、
内容の正確性・完全性を保証するものではなく、誤りや見解の違いが含まれる場合があります。

最終的な投資判断は、必ずご自身で情報を確認したうえで、ご自身の責任にて行ってください。

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