17の戦略分野⑤ 航空・宇宙

テーマ別戦略
ししょの
ししょの

今日は⑤ 航空・宇宙 やな。

【Bランク:政策連動・育成ゾーン】 やで。

リイン
リイン

よし、ここからは国家が“育てに来てる”分野


SやAみたいに「無いと死ぬ」領域じゃないけど、

将来の主戦場を作りに行く投資

それが⑤ 航空・宇宙。


戦略分野⑤ 航空・宇宙

【Bランク:政策連動・育成ゾーン】


  1. まず結論
  2. 政策の骨格
    1. 1. 小型衛星コンステレーション
    2. 2. 宇宙輸送(ロケット)
    3. 3. 空の産業(成長本体)
  3. なぜ今やるのか
    1. 理由①:戦争の高度化
    2. 理由②:データ経済
    3. 理由③:民間産業の創出
  4. 三層構造
    1. 第1層:アクセス
    2. 第2層:インフラ
    3. 第3層:サービス
  5. 投資としての性格
  6. ①⑨⑯との関係
  7. リインの評価
  8. 監視ポイント(成功/失敗の分岐)
  9. ① ロケット(アクセス層)
    1. 成功シグナル(昇格)
    2. 失敗シグナル(撤退)
  10. ② 衛星(インフラ層)
    1. 成功シグナル
    2. 失敗シグナル
  11. ③ ドローン・HAPS(サービス層)
    1. 成功シグナル
    2. 失敗シグナル
  12. リインの運用ルール
    1. 最重要ポイント
    2. 📡 2026年2月:航空・宇宙の「大気圏突入」進捗
    3. 🧪 リンのバケット接続テスト:ししょののポートフォリオと⑤
    4. 💡 リンの結論:ししょの、この「開拓地」をどう歩く?
  13. 🚀 航空・宇宙(⑤)銘柄バケット:開拓地の勢力図
    1. 【バケット1】ロケット・機体(重工系:アクセス層)
    2. 【バケット2】衛星・運用(通信・データ系:インフラ・サービス層)
    3. 【バケット3】部材・コンポーネント(⑬マテリアル系:物理層)
    4. 🧪 リンの「接続テスト」:ししょのの布陣へのアドバイス
  14. 「夢」→「契約」→「部品」の順で硬くなる
  15. バケット1:アクセス(ロケット・機体)
    1. 性格
    2. 見る数字
  16. バケット2:インフラ(衛星・運用)
    1. 性格
    2. 見る数字
  17. バケット3:部材(コンポーネント・材料)
    1. 性格
    2. 見る数字
  18. リインの結論
  19. シリーズ内での位置づけ
  20. 締めの一文
  21. ― 日本市場は「銘柄」ではなく「構造」で動く ―
  22. 3つの階層で見ると、相場は単純になる
    1. Sランク:勝つための投資(パワー)
    2. Aランク:止まらないための投資(安定)
    3. Bランク:未来を作る投資(開拓)
  23. 重要な理解
  24. 投資の設計図
  25. 最終結論

まず結論

これはインフラでも資源でもない。

国家の“行動範囲”を拡張する分野

  • 上空(ドローン・HAPS)
  • 軌道(衛星)
  • 深宇宙(探査・輸送)

つまり安全保障+産業創出の複合テーマ。


政策の骨格

1. 小型衛星コンステレーション

  • 通信
  • 測位
  • 気象
  • 監視

目的:
海外インフラに依存しない情報取得


2. 宇宙輸送(ロケット)

  • 民間打ち上げ
  • 小型ロケット
  • 再使用化

国家が欲しいのは観光じゃない
👉 軌道へのアクセス権


3. 空の産業(成長本体)

  • ドローン物流
  • 災害監視
  • HAPS通信
  • 測量

ここが収益の中心になる


なぜ今やるのか

理由①:戦争の高度化

監視・測位・通信の支配=優位性


理由②:データ経済

AIの材料は宇宙から来る
地表データの価値が急上昇


理由③:民間産業の創出

宇宙産業は
通信・農業・金融に波及


三層構造

第1層:アクセス

ロケット・輸送

第2層:インフラ

衛星・通信・測位

第3層:サービス

観測・データ利用

👉 利益は3層、夢は1層


投資としての性格

特徴評価
成長性
成熟度
ボラ非常に高い
依存政策・補助金
再現性
最大

①⑨⑯との関係

  • ①AI → 宇宙データを使う
  • ⑯通信 → 衛星ネットワーク
  • ⑨エネルギー → 地上局運用

👉 将来Sに昇格する可能性のある分野


リインの評価

宇宙はインフラではなく開拓地

  • 今は収益を取りに行く場所ではない
  • ポジションを作る場所

つまり

当てに行く投資じゃない
当たった時のための投資


ししょの
ししょの

じゃあ「監視ポイント(失敗と成功の分岐)」をまとめてよ。

リイン
リイン

了解。
この分野は「夢」じゃなく確率のゲームに変換して扱うのがコツ。
つまり —— 何が起きたら“昇格”、何が出たら“撤退”か を決めとく。


⑤ 航空・宇宙

監視ポイント(成功/失敗の分岐)


① ロケット(アクセス層)

最もニュースになるが、投資では一番危険な層

成功シグナル(昇格)

  • 年間打上回数が増える(実績の連続性)
  • 打上コスト低下(再使用・量産化)
  • 商業顧客の割合増加
  • 国防・政府の長期契約

👉 「イベント」から「インフラ」へ変化したら本物

失敗シグナル(撤退)

  • 打上失敗の長期連鎖
  • 開発費膨張
  • 国費依存のまま
  • 受注が単発プロジェクト止まり

👉 技術成功 ≠ ビジネス成功


② 衛星(インフラ層)

本当の収益源はここ

成功シグナル

  • 継続契約(通信・観測の月額化)
  • コンステレーション増設
  • 官庁の標準採用
  • 保険・金融・物流との連携

👉 “データ販売”が始まったら勝ち

失敗シグナル

  • 打上後に使われない
  • 実証実験止まり
  • 利用産業が広がらない
  • 1社依存の契約

👉 衛星は打ち上げるより「使われるか」が重要


③ ドローン・HAPS(サービス層)

最も現実的な収益ゾーン

成功シグナル

  • 規制緩和(目視外・有人地帯)
  • 自治体常設契約
  • 保険・物流に組込
  • 災害時の標準運用

👉 「特別対応」→「日常業務」へ変化

失敗シグナル

  • 実証実験だけ続く
  • 許認可が進まない
  • 人手作業から置換されない
  • 事故で規制強化

👉 技術より制度がボトルネック


投資判断の核心

本質判断基準
ロケット技術継続性
衛星インフラ契約
サービス産業日常化

リインの運用ルール

  • ロケット:夢枠(小さく持つ)
  • 衛星:育成枠(進捗確認)
  • サービス:実用枠(増やす候補)

最重要ポイント

宇宙は
「飛んだか」ではなく
「使われたか」で評価する


リン
リン

リインさんの分析、最高にクールだね!

宇宙を「ロマン」という霧の中から引っ張り出して、「アクセス・インフラ・サービス」という物理レイヤーに解剖したことで、投資の解像度が「地上1メートル」まで降りてきた感じ。

理系女子の視点を加えるなら、⑤は**「フロンティア(境界線)の物理的な拡張」**。

今まで「電波が届かない」「見えない」と諦めていた空白地帯を、国家が予算というエネルギーを投下して「観測可能なデータ」に変えようとしているんだね。

ししょの、リインさんの「監視ポイント」に、私の2026年最新観測データを同期させるよ。


📡 2026年2月:航空・宇宙の「大気圏突入」進捗

リインさんの「成功シグナル」が、今まさにいくつか点灯し始めているよ。

  1. H3ロケットの「連続成功」と「商用化」

    • 2024年から続くH3の安定運用により、日本の宇宙輸送は「実験」から「ビジネス」へ昇格したよ。三菱重工などが海外衛星の打ち上げ受注を本格化させているのは、まさにリインさんの言う「インフラ化」の兆し。

  2. スターリンク等の「衛星コンステレーション」の日常化

    • 災害時の通信確保(⑯との連携)で衛星通信が「特別」から「必須」に変わった。これは第2層(インフラ)の勝利条件をクリアしつつある証拠だね。

  3. HAPS(成層圏プラットフォーム)の商用化

    • 2026年、ついに成層圏から通信を提供するHAPSが実用フェーズへ。ソフトバンクなどが進めるこのプロジェクトは、第3層(サービス)の「日常化」に最も近い位置にいるよ。


🧪 リンのバケット接続テスト:ししょののポートフォリオと⑤

ししょのの保有株リストにある ispace (9348) を、リインさんのフィルターで解析してみよう。

銘柄 バケット(層) リンの診断(2026年)
ispace (9348) 第1層(輸送)× 第3層(データ) 「夢枠」から「実用枠」への遷移中。月面着陸の成功(実績)を積み上げ、NASA等の「長期契約(サービス)」に繋げられるかが分岐点。
NTT (9432) 第2層(インフラ:宇宙RAN) 「安定の宇宙」。IOWNを衛星に載せる「宇宙統合コンピューティング・ネットワーク」で、宇宙を神経網の一部に変える。

💡 リンの結論:ししょの、この「開拓地」をどう歩く?

リインさんが言う通り、宇宙は「飛んだか」ではなく**「使われたか(契約)」**。

ししょのの ispace も、打ち上げの成否だけでなく、その後の「月面データの商用利用」や「継続受注」というドライな数字で評価していくのが正解だね。

 

ししょの
ししょの

「銘柄バケットへの分解」**をやっておこう!

リン
リン

了解、ししょの!

リインさんが定義した「宇宙・航空(⑤)」の三層構造を、具体的な投資先として機能する3つのバケットに仕分けるね。

理系女子の視点で見ると、ここは**「極限環境に耐える物理学」「膨大なデータを処理する情報工学」**の交差点。ししょののポートフォリオとのシナジーも意識して解析したよ。


🚀 航空・宇宙(⑤)銘柄バケット:開拓地の勢力図

【バケット1】ロケット・機体(重工系:アクセス層)

宇宙への「ドア」を握るプレイヤー。ここは国家の防衛・安全保障と分かちがたく結びついた「聖域」だよ。

  • 三菱重工業 (7011)

    • 役割: H3ロケットの主導企業。成功の連続で「日本の信頼性」というブランドを確立。

    • 評価: ロケットだけでなく、防衛(防衛装備)の予算増額もダイレクトに効く、この分野の絶対的エースだね。

  • ispace (9348) (ししょの保有)

    • 役割: 民間月面探査のパイオニア。

    • 評価: リインさんの言う「夢枠」。打ち上げ成功実績が「輸送サービス」としての契約(NASA等)に化けるかどうかのクリティカルな局面にあるよ。

【バケット2】衛星・運用(通信・データ系:インフラ・サービス層)

打ち上げた後の「利権」を握る。安定したキャッシュフロー(月額課金)を生み出す、リインさん推奨の「実用枠」だよ。

  • スカパーJSATホールディングス (9412)

    • 役割: アジア最大の衛星通信事業者。HAPS(成層圏通信)にも注力。

    • 評価: ⑯(情報通信)との親和性が高く、宇宙版の「大家さん」。防災(⑩)需要でも安定した契約が期待できる。

  • セーフィー (4375)

    • 役割: クラウド録画サービス。

    • 評価: 衛星データと地上のカメラ映像をAI(①)で統合し、建設現場や災害地を「空から管理」するサービス層の急先鋒。

【バケット3】部材・コンポーネント(⑬マテリアル系:物理層)

ロケットも衛星も、極限環境(熱・放射線)に耐える「材料」がなければただの鉄クズ。日本が最も得意とする「首根っこ」の部分だね。

  • IHI (7013)

    • 役割: ロケットエンジンや航空機エンジンの核心部を製造。

    • 評価: 航空機のカーボンニュートラル化に向けた「水素エンジン」開発など、マテリアルとエネルギー(⑨)の融合領域で強い。

  • 日本航空電子工業 (6807)

    • 役割: ロケットの制御に不可欠な加速度計(ジャイロ)やコネクタ。

    • 評価: ⑩(国土強靱化)のセンサーバケットとも重なる、地味だけど「外せない」パーツの守護神。


🧪 リンの「接続テスト」:ししょのの布陣へのアドバイス

ししょの、今のポートフォリオに ispaceNTT があるのは、**「最先端の挑戦(夢)」「宇宙インフラの基盤(実用)」**の両端を押さえている状態だね。

リインさんが言ってた「当たった時のための投資」を最大化するなら、バケット3(マテリアル・部品)の銘柄を少し監視リストに入れておくといいよ。 なぜなら、どのロケットが勝っても、どの衛星が飛んでも、「日本の高品質な部品」は必ず使われるから。これはリスクヘッジとしても理にかなった「理系的な立ち回り」だよ!


 

リイン
リイン

いいね、かなり“投資として触れる形”まで降りてきた。
リンの観測を踏まえて、⑤を最終的に使える整理に締めるね。


⑤ 航空・宇宙:銘柄バケット最終整理

「夢」→「契約」→「部品」の順で硬くなる


バケット1:アクセス(ロケット・機体)

成功すると市場が生まれるが、失敗するとゼロ

性格

  • 成長率:最大

  • 破綻率:最大

  • 依存:技術+国家予算

見る数字

  • 年間打上回数

  • 商用受注比率

  • 国防契約の有無

  • 継続顧客

👉 イベント株ゾーン(夢枠)


バケット2:インフラ(衛星・運用)

宇宙ビジネスの本体

性格

  • 成長率:中

  • 安定度:中

  • 依存:契約

見る数字

  • 月額契約

  • 稼働率

  • 常設利用(防災・通信)

  • データ販売

👉 ここから実用株になる


バケット3:部材(コンポーネント・材料)

最も地味で最も固い

性格

  • 成長率:緩やか

  • 安定度:高

  • 依存:産業全体

見る数字

  • 採用機種の増加

  • 認証規格

  • 航空・防衛向け比率

  • 長期供給契約

👉 勝者が誰でも儲かる層


投資の本質(重要)

宇宙はピラミッド構造

夢(ロケット)     → 小さい金で大きいリターン
実用(衛星)       → 中くらいの金で持続
現実(部材)       → 大きい金で安定

リインの結論

⑤は“当てる分野”じゃない。
確率を積み上げる分野。

  • ロケット:当たればデカい

  • 衛星:育てる

  • 部材:握る


シリーズ内での位置づけ

ランク 分野 役割
S ①⑨⑬ 勝つ力
A ⑩⑯ 生き残る力
B 未来の種

締めの一文

宇宙はインフラではなく開拓地。
だから一点突破ではなく、層で持つ。
夢を少量、実用を中量、現実を厚く。
それが“外れない宇宙投資”になる。


 

ししょの
ししょの

「全ランク統合のメッセージ」作ってよ。

リイン
リイン

よし、シリーズの締めに使う“核メッセージ”を一本にまとめるね。
単なるまとめじゃなく、この連載の結論そのものになる形で書く。


国策投資・最終メッセージ

― 日本市場は「銘柄」ではなく「構造」で動く ―

市場をテーマで追うと迷う。
ニュースで追うと振り回される。

だが、国家は感情で動かない。
必要な順番で投資する。


3つの階層で見ると、相場は単純になる

Sランク:勝つための投資(パワー)

① AI・半導体
⑨ エネルギー
⑬ マテリアル

国家が外で勝つための分野
世界と競争する領域
最もリターンが生まれる


Aランク:止まらないための投資(安定)

⑩ 防災・国土強靱化
⑯ 情報通信

国家を壊さないための分野
景気と無関係に続く領域
最も退場を防ぐ


Bランク:未来を作る投資(開拓)

⑤ 航空・宇宙

今は利益を生まない
だが未来の主戦場になる可能性
種を蒔く領域


重要な理解

相場は材料で動くのではない。

「必要性の強さ」で資金が流れる

  • 必須 → S

  • 維持 → A

  • 可能性 → B


投資の設計図

  • Sで増やす

  • Aで守る

  • Bで化けを狙う

どれか一つでは成立しない。

攻めだけでは退場し、
守りだけでは増えず、
夢だけでは破綻する。


最終結論

日本株は景気の物語ではなく、国家の設計図で動く。
テーマを追うのではなく、役割を持て。
役割が分かれば、相場の騒音はノイズに変わる。


 

市場はランダムに見える。
だが国家はランダムに動かない。
構造を理解した者だけが、長く市場に残る。


 

ししょの
ししょの

結局、銘柄探ししてたつもりが、国家の設計図を読んでただけやったな。

リン
リン

うん。ニュースの断片がバラバラに見えてたのは、座標がなかったから。
役割で並べたら、全部一本の流れに繋がったね。

リイン
リイン

相場は予測できへん。でも構造は変わらん。
騒がしい材料より、静かな必然を追おか。これでシリーズ完結や。

ししょの
ししょの

リイン!

ちなみにまだ11項目残っとるで。

リイン
リイン

まだ半分も終わってないやつやん…😅
ここまでで「骨格」は出来たけど、肉付けフェーズがこれから本番やね。

高市内閣「17の戦略分野」

※この記事は、ししょのとリインが日々の相場やテーマを整理するための投資メモです。
特定の銘柄や投資行動を推奨するものではありません。

記事内の情報は、公開情報や個人の整理・考察をもとに作成していますが、
内容の正確性・完全性を保証するものではなく、誤りや見解の違いが含まれる場合があります。

最終的な投資判断は、必ずご自身で情報を確認したうえで、ご自身の責任にて行ってください。

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