
なんかおかしなニュースが入ってきたぞ。
決算発表を見送るほどや。

いいね、これは完全に
通信会社の不祥事というより “会計スキーム事件” の匂いが強い。
株・企業分析目線で深掘りしていくよ。
事件の骨子(何が起きた?)
KDDI
の子会社
ビッグローブ
さらにその子会社
ジー・プラン
ここで
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実在しない広告主との取引を計上
-
売上 約2460億円を水増し
-
手数料名目 約330億円が外部流出の疑い
-
決算延期(←超重要シグナル)
① まず性質を見抜く:単なるミスか?不正か?
結論から言うと
「ミスでは絶対に起きないタイプ」
理由は3つ。
● 架空広告売上は“循環取引”の典型
広告ビジネスは本来
広告主 → 代理店 → 媒体 → 成果
だけど今回
広告主が存在しない
つまり
お金の実体がない売上
これは会計用語で
「ラウンドトリップ取引(循環取引)」
企業不祥事の王道パターン
● 金が330億円外に出てる
ここが一番ヤバいポイント。
粉飾だけなら
「帳簿だけ膨らませる」
今回は
現金が外部に流出
つまり
利益操作 + 資金抜き取りの複合型
これは
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横領
-
キックバック
-
裏リベート
のどれかが絡む可能性が高い。
● 決算延期=会社が“数字を信じてない”
決算延期は上場企業にとって最重警戒シグナル。
企業の優先順位
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決算を出す
-
内容を修正する
-
延期(最終手段)
延期は
どこまで壊れてるか分からない状態
② なぜ通信会社で起きる?
ここ重要。通信業特有の構造。
通信会社の弱点:巨大 × 多層子会社
KDDIは典型的な
本体
↓
事業子会社
↓
サービス子会社
↓
広告・ポイント会社
現場から見ると
本体は数字しか見ない
この構造で起きやすい不正は
「KPI至上主義型粉飾」
特に今回のジー・プランは
ポイント・広告・送客ビジネス
この業界は
売上の実在確認が極めて難しい
だから粉飾の温床になる。
(IT企業の不正が広告部門から出る理由)
③ 市場インパクト分析
投資家視点で一番大事なところ。
影響の種類
3段階ある
① 短期:株価ショック
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決算延期
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不正会計
→ 機関投資家が一旦逃げる
ただし通信本業は無傷
② 中期:減損・特損
可能性高い
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過年度修正
-
のれん減損
-
子会社整理
つまり
一時的に利益が大きく減る
③ 長期:本質的価値
通信事業
-
au
-
回線収益
-
インフラ
ここは毀損しない
つまり
信用問題であってビジネスモデル崩壊ではない
④ この事件の本当の核心
ポイントは金額じゃない。
2460億の売上より
330億の現金流出の行き先
ここが
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個人
-
代理店
-
反社
-
キックバック
どれかで事件の格が変わる。
粉飾 → 行政処分
資金流用 → 刑事事件
3月の調査報告は
株価より“会社の体質”を決めるイベントになる。
結論(投資判断的意味)
これは
業績問題ではなく統治問題
だから評価はこうなる:
| 項目 | 影響 |
|---|---|
| 通信収益 | 影響なし |
| 配当余力 | 軽微 |
| 信用 | 大きく毀損 |
| 短期株価 | 下げ圧力 |
| 長期価値 | ほぼ不変(現時点) |
一言で言うと
エンジンは壊れてないがメーターが嘘だったタイプ

リインさんの分析、相変わらず「構造」を捉えるのが速いね!
通信インフラという「綺麗な神経網」の末端で、ドロドロの「資金流出」という不純物が見つかった……理系女子的に言うなら、**「末梢組織での代謝異常(不正)が、全身のバイタル(決算)を狂わせた」**っていう状況かな。
ししょの、リインさんが指摘した「330億円の現金流出」は、投資判断において**「ただの粉飾」か「企業の根幹を揺るがすスキャンダル」か**を分ける決定的な反応ポイントだよ。
私なりの「観測データ」を加えて、この不祥事をデコードしてみるね。
📡 2026年2月:KDDI子会社不正の「臨床診断」
リインさんの「会計スキーム事件」という見立てを裏付ける、エンジニアリング・視点での補足だよ。
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「広告」というブラックボックスの脆弱性
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広告やポイント事業は、物理的な「モノ」が動かないから、ITシステム上の「数字」だけで売上が作れちゃう。今回のジー・プランのケースは、まさに**システムの脆弱性を突いた「論理的なバグ」**を利用した不正だね。
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ガバナンスの「伝達ロス」
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⑯情報通信の回で話した「神経網」が、子会社・孫会社の末端まで届いていなかった証拠。KDDI本体という「脳」が、ジー・プランという「指先」の壊死に気づけなかった。これは**「管理コストの増大」**という負の側面だよ。
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「過年度修正」の破壊力
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決算延期(2026年3月報告予定)によって、過去数年分の利益が「実は幻でした」となる可能性が高い。株価にとっては、この**「遡及的な利益の消滅」**が一番の重石になるよ。
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🧪 リンの投資判断:この「毒」は中和できるか?
リインさんのバケット分けをベースに、ししょのの戦略に繋がる「判定」を下してみるね。
| 項目 | リンの解析(フェーズ) | 投資スタンス |
| 短期:不確実性のピーク | 3月の調査報告が出るまで。 | 「静観」。まだ毒(流出先)の正体が不明だから、不用意に触ると火傷する。 |
| 中期:特損の出し切り | 減損処理が終わったタイミング。 | 「逆張り検討」。リインさんの言う通り「エンジン(本業)」は無傷。膿を出し切れば、利回り的に魅力が出る。 |
| 長期:統治の再構築 | 親会社による管理強化(吸収合併等)。 | 「本命復帰」。Aランク(通信)の安定性は変わらない。むしろ「管理コスト」を払ってでも強靱化されるはず。 |
💡 リンの結論:ししょの、どう動く?
ししょののポートフォリオには NTT (9432) という「最強の神経網」があるから、無理に今、毒が回っているKDDIを拾いに行く必要はないかもしれないね。でも、もしKDDIが「信用毀損」で本質価値以下まで叩売られるなら、それは**「バーゲンセール」**に変わる。
リインさんの言う通り、次は**「買い場か、避けるべきか」**の具体的な境界線(ボーダーライン)を引く作業が必要だね。

ししょの、リンの「臨床診断」めっちゃ筋いい。特に “末端の代謝異常が全身バイタル(決算)を狂わせた” は今回の本質そのもの。
で、ここからはリインが 「ボーダーライン(買い場/触るな)」を“数値とイベント”で線引きするね。根拠はKDDIの説明資料と報道ベースで固める。 (KDDI)
まず事実を固定(リンの分析に“数字の芯”を刺す)
何が起きた(スキームの形)
KDDIの資料だと、広告代理の上流(代理店)→下流(掲載側)→外注先みたいに流してる体裁だけ作って、**「上流(1)と外注先(3)が同一」**になってる循環っぽい構図が示されてる。実在の広告主/媒体がない前提の “論理バグ” だね。 (KDDI)
影響額(会社の現時点見立て)
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売上の取り消し:累計 約2,460億円
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営業利益への影響:累計 約500億円(= 50.0bn JPY)規模
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外部流出(手数料等)引当見込み:累計 約330億円(= 33.0bn JPY)
この3点セットが「粉飾+資金流出」の複合で、危険度が跳ね上がるやつ。 (KDDI)
今後の予定(最大のイベント)
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特別調査委員会の報告:2026年3月末めど
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それに合わせて 過年度修正+26.3期3Qの公表も3月末
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本決算(通期)は遅らせない方針
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配当予想の修正なし(現時点) (KDDI)
1) リンの結論に「投資の線」を引く(ボーダーライン)
リンの言う通り、3月末までは“毒の正体(330億の行き先)”が未確定だから、ここで手を出すのはギャンブル寄り。
なので線引きはこう。
A. 3月末まで:原則「静観」
例外を作るなら **“極端な投げ売り”**だけど、これは後述の条件を全部満たした時のみ。
B. 3月末(報告書+修正)後:ここを満たしたら「逆張り検討」
最低条件(これ1個でも欠けたら見送り)
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類似案件の横展開なし(他子会社・本体へ波及しない) (KDDI)
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外部流出330億の回収方針が具体的(相手先、法的措置、回収可能性の開示) (KDDI)
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監査法人・会計処理が「出し切り」(追加の過年度修正がズルズル続かない)
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ガバナンスの手当が“実装”(人事・子会社の統合/売却/吸収、権限・KPI再設計) (KDDI)
満たしたら初めて、「エンジン(通信本業)は無傷」シナリオに寄せていい。 (KDDI)
2) いま株価はどう動いてる?(空気感)
直近だと、2/6終値ベースで 2,799円あたりのデータが見える。 (StockAnalysis)
一方で昨年来安値として 2,227円みたいな水準も参照されてる。 (株探)
つまり、市場は「即死」までは織り込んでないけど、3月末まで“疑心暗鬼のディスカウント”が続く典型レンジ。
3) ししょの向け:戦略はこの2択でいい
① NTT(9432)を握って「安全策」
リンの言う通り、ししょのは既に NTTという最強の神経網を持ってる。
だから今は無理してKDDIを拾わなくていい。これは超合理的。
② KDDIは「3月末の報告書で判定」→ 条件付きで拾う
拾うなら“値段”より先に 「毒の中和(回収・処分・再発防止)」が完了したかを確認してから。

このニュースもう一度整理して。
① 事件概要(2460億/330億/決算延期)
② なぜ広告はブラックボックス化するのか(モノが動かない=数字が作れる)
③ 最大論点は330億の行き先(粉飾⇔資金抜き取りの分岐)

よし、任せて。
KDDI子会社で2460億円の架空売上
― これは「粉飾」か「事件」か ―
通信大手 KDDI が衝撃的な発表を行った。
子会社 ビッグローブ と、その子会社 ジー・プラン において、実在しない広告取引が計上されていた可能性が判明した。
累計の過大計上額は 約2460億円。
さらに 約330億円が手数料名目で外部流出した疑い があり、グループ決算は延期となった。
通信会社の不祥事としては異例の規模であり、今回の問題は単なる会計ミスではなく
企業体質そのものを問われる局面に入っている。
① 事件概要 — “売上だけ存在した取引”
今回の問題は、広告代理業の形をとった「架空取引」。
本来の広告ビジネスは
広告主 → 代理店 → 媒体 → 成果
という流れで成立する。
しかし今回のケースでは、広告主が実在しないにもかかわらず売上が計上されていた。
つまり
モノもサービスも存在しない売上が作られていた
これにより約2460億円の売上が膨らみ、さらに約330億円が外部へ流出した可能性がある。
そして最も重大なシグナルが
決算発表の延期だ。
上場企業にとって決算延期は最終手段。
これは「数字の正確性を会社自身が保証できない状態」を意味する。
② なぜ広告はブラックボックス化するのか
今回の不正が広告部門で起きたことは偶然ではない。
広告・ポイント・送客ビジネスの最大の特徴は
“物理的なモノが動かない” ことにある。
製造業なら
-
材料
-
在庫
-
出荷
が存在するため、売上の実在確認が可能だ。
しかし広告の場合は
データ = 売上
になりやすい。
極端な話、システム上に数字を作るだけで売上が成立してしまう。
そのため管理が弱いと
「論理的に成立しているが現実には存在しない取引」
が発生する余地が生まれる。
IT企業の不祥事が広告・マーケ部門から発覚しやすい理由はここにある。
③ 最大論点 — 330億円の行き先
今回の問題の本質は2460億円ではない。
焦点は 330億円の現金流出 にある。
ここで事件の性質が決まる。
| 行き先 | 事件の意味 |
|---|---|
| 会計処理のミス | 粉飾決算 |
| 取引先との癒着 | 組織的不正 |
| 個人への還流 | 横領・背任 |
| 反社会勢力 | 刑事事件級 |
つまり今回の問題は
「会計問題」か「犯罪事件」かの分岐点にある
3月の調査報告書は
業績ではなく “企業の信頼” を決めるイベントになるだろう。

今回みたいな不祥事は、原因も全容も見えないうちは“安くなったから”だけで触るのが一番危ない気がする。
結論が出るまで、まずは一歩引いて様子見かな。

同感だよ。
理系的に見ても、未知の毒性(資金流出先)があるうちは、どんなに魅力的な収益率(利回り)に見えても、それは「見せかけの数値」かもしれないからね。
今はKDDIという個別のフラスコに固執するより、⑯の神経網全体がどう自浄作用を働かせるかを俯瞰で見守る方が、ポートフォリオの生存率は確実に上がるはず!

安いには理由がある、そして“不明点”は最大のリスク。膿を出し切ったのを確認してからでも株は逃げないよ。今回は「待つのが勝ち」――それが一番期待値高い。




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