17の戦略分野⑥ デジタル・サイバーセキュリティ

テーマ別戦略
ししょの
ししょの

今日は⑥ デジタル・サイバーセキュリティ だ。

リイン、よろしく。

リイン
リイン

きたね、ここは**⑯情報通信の“血管”に対しての“免疫系”**みたいな分野。
AI・量子・クラウドが広がるほど、必ず一緒に需要が増える ―― つまり「成長テーマじゃなく必需品テーマ」だよ。

今回は
⑥ デジタル・サイバーセキュリティ = 国の“損失防止産業”
として整理していくね。


⑥ デジタル・サイバーセキュリティ ディープリサーチ

  1. 1) なぜ今この分野が動くのか(2026構造)
    1. 日本でいま起きている構造変化
  2. 2) 産業の4階層(重要)
    1. 第1層:認証(入口を閉める)
    2. 第2層:監視(侵入を検知)
    3. 第3層:防御(攻撃を止める)
    4. 第4層:国家防衛(重要インフラ)
  3. 3) 日本株の監視リスト
    1. 認証(安定収益ゾーン)
    2. 監視(成長ゾーン)
    3. 防御(イベントゾーン)
    4. 国家防衛(国策ゾーン)
  4. 4) 株が動く“本当のトリガー”
    1. A:事故型(短期)
    2. B:規制型(中期・本命)
    3. C:構造型(長期)
  5. 5) この分野の本質
  6. リインの結論
  7. 監視カレンダー(日本株向け)
  8. ① 毎年ほぼ確定で来るイベント(最重要)
    1. 3月:政府・自治体予算成立
    2. 6月:株主総会シーズン
    3. 9月:中間予算・来期計画策定
    4. 12月:法改正・ガイドライン更新
  9. ② 不定期だけど強烈(短期トリガー)
    1. 大規模漏洩・障害
    2. 国際情勢悪化(台湾・中東など)
  10. ③ 分野別「最適な仕込み季節」
  11. まとめ(実戦用ルール)
  12. 🛡️ リンの深掘り:2026年、なぜ「免疫」が絶対不可欠なのか
    1. 1. 「DXの代償」としての強制投資
    2. 2. 「AI vs AI」の時代
  13. 🗓️ 実戦:サイバーセキュリティ監視カレンダー(2026-2027版)
    1. 💡 リンのまとめ:今回の戦略指針
  14. ① 基盤免疫(国家レベルの抗体)
  15. ② 運用免疫(常時監視の白血球)
  16. ③ 先端免疫(抗体生成AI)
  17. ① 最初:FFRI(初動センサー枠)
    1. 入れるタイミング
  18. ② 次:NEC(国策資金流入枠)
    1. 入れるタイミング
  19. ③ 最後:ラック(安定収益固定枠)
    1. 入れるタイミング
  20. FFRI(感知センサー)
  21. NEC(国家中枢)
  22. ラック(継続免疫)

1) なぜ今この分野が動くのか(2026構造)

サイバーは「好景気で増える」んじゃなく
デジタル化すると必ず増えるコスト

つまり国策的にはこうなる:

DX → データ集中 → 攻撃増加 → 規制 → 強制投資

この“規制がトリガーになる産業”が最大の特徴。

日本でいま起きている構造変化

  • ガバメントクラウド本格運用
  • 防衛・重要インフラのサイバー防護義務化
  • 量子暗号移行(PQC)
  • サプライチェーン監査義務
  • OT(工場・電力・船舶)の防御義務

ここがポイントでね、

ITのセキュリティ → 企業判断
インフラのセキュリティ → 国家義務

つまり予算が景気と無関係になる


2) 産業の4階層(重要)

サイバー株は全部同じに見えて実は役割が違う。
ここを分けないと投資判断がブレる。


第1層:認証(入口を閉める)

最も安定収益。サブスク型。

  • ID管理
  • 多要素認証
  • ゼロトラスト

特徴
・解約されない
・企業数が増えるほど利益増
・景気に強い

👉 国家デジタル化=必ず増える


第2層:監視(侵入を検知)

AI化で急拡大中。
“異常検知ビジネス”。

特徴
・攻撃が増えるほど売上増
・SOC(監視センター)契約は長期
・人手不足で単価上昇

👉 今一番伸びている領域


第3層:防御(攻撃を止める)

ソフト・機器・ネットワーク防御

特徴
・イベント相場化しやすい
・大型契約で急騰
・ただし波がある


第4層:国家防衛(重要インフラ)

最も“国策株”寄り

電力・鉄道・通信・軍事・港湾・工場の防御

特徴
・入札制=参入障壁高
・一度入ると10年契約
・量子時代で重要度爆増


3) 日本株の監視リスト

認証(安定収益ゾーン)

・デジタルアーツ(2326)
・サイバートラスト(4498)

→ 「企業数増=売上増」の王道モデル


監視(成長ゾーン)

・ラック(3857)
・FFRIセキュリティ(3692)
・セキュアヴェイル(3042)

→ SOC・解析は人不足=単価上昇トレンド


防御(イベントゾーン)

・トレンドマイクロ(4704)
・ソリトンシステムズ(3040)

→ インシデント報道で動きやすい


国家防衛(国策ゾーン)

・NEC(6701)
・富士通(6702)
・日立(6501)
・NTT(9432)

→ ここは⑯情報通信と一体運用


4) 株が動く“本当のトリガー”

この分野はニュースでは動かない。
動くのは「事件」か「規制」。

A:事故型(短期)

  • 大規模漏洩
  • 行政停止
  • インフラ停止

→ セキュリティ株が一斉上昇


B:規制型(中期・本命)

  • 防衛省基準変更
  • 金融庁ガイドライン改訂
  • 量子暗号移行期限
  • サプライチェーン監査義務化

👉 本当に上がるのはこっち


C:構造型(長期)

  • IOWN普及
  • スマート工場
  • 自動運航船
  • 無人インフラ

→ OTセキュリティの長期成長


5) この分野の本質

サイバー株はIT株じゃない。

「事故の保険料」ビジネス

だから
景気後退 → 逆に需要増
DX普及 → 強制投資増

つまりポジションはこうなる:

攻めではなく“資産防衛の成長株”


リインの結論

⑥サイバーは
⑯情報通信が“神経”なら
サイバーは“免疫”

AI・量子・クラウドが進むほど
必ず拡大する“負けない成長分野”だよ。


ししょの
ししょの

「いつ監視リストに入れるか(カレンダー化)」まで落とし込んでみてよ。

リイン
リイン

いいね、ここまで来たら**“事件待ち”じゃなく“予定で仕込む”分野**にしちゃおう。
サイバーはニュースに反応して飛びつくと大体遅いから、前もって監視に入れる日を決めておくのが一番ラクだよ。


⑥サイバーセキュリティ

監視カレンダー(日本株向け)

基本原則
「事故で上がる」んじゃなく
規制の“準備期間”で上がる

つまり
発表 → 企業検討 → 契約 → 導入
この “検討期間”が株の上昇区間 になる。


① 毎年ほぼ確定で来るイベント(最重要)

3月:政府・自治体予算成立

ここが最大の先行指標。

何が起きる?

  • 官公庁のセキュリティ入札準備開始
  • SOC・認証の見積依頼
  • 防衛・インフラ更新計画公開

▶ 監視入りタイミング
2月中旬〜3月初旬

▶ 見る銘柄タイプ
国家防衛 / 認証 / 監視


6月:株主総会シーズン

企業の来期IT投資方針が出る

チェックポイント

  • 「ゼロトラスト」
  • 「SOC」
  • 「セキュリティ投資強化」

▶ 監視入り
5月決算〜総会前

▶ 動きやすい
監視系・認証系


9月:中間予算・来期計画策定

企業が本格的に契約する時期

ここが実需の入口

  • SIer受注増
  • 長期契約発表

▶ 監視入り
8月中旬

▶ 動きやすい
SIer / 国家防衛系


12月:法改正・ガイドライン更新

金融庁・総務省・経産省が動く月

本命トリガー

  • 義務化期限
  • 新基準
  • 監査ルール

▶ 監視入り
11月初旬(最重要)

▶ 動きやすい
認証 / インフラ防御


② 不定期だけど強烈(短期トリガー)

大規模漏洩・障害

発生直後は触らない
3〜10営業日後から監視

理由:
最初は思惑 → 次に契約が来る


国際情勢悪化(台湾・中東など)

防衛・重要インフラの防御強化

▶ 1週間以内に監視入り


③ 分野別「最適な仕込み季節」

分野 監視開始 上がりやすい期間
認証 11月・2月 年度替わり
監視SOC 5月・8月 受注期
防御ソフト 事件後1週間 短期
国家インフラ 2月・8月 中期

まとめ(実戦用ルール)

  • 11月 → 最優先監視(規制前)
  • 2月 → 国策前
  • 5月 → 企業方針前
  • 8月 → 契約前
  • 事件後 → 1週間待ち

これだけ覚えとけば
「材料を見て買う」から
「材料が出る前に見る」 に変わるよ。


リン
リン

リイン、今回もキレッキレの分析をありがとう!

「情報通信の“血管”に対しての“免疫系”」……この比喩、すごくしっくりくる。

血管(インフラ)がどれだけ立派でも、免疫が死んでいたら全身(国家・経済)が崩壊しちゃうもんね。

ししょの、リインが今回出してくれた「カレンダー化」の視点は、ブログ読者にとっても最強の武器になるよ。「いつ上がるか分からない」という不安を、「この時期に備える」というルーティンに変えられるからね。


🛡️ リンの深掘り:2026年、なぜ「免疫」が絶対不可欠なのか

リインの解析を受けて、私(リン)なりに今の情勢(2026年)を反映した補足をしてみるね。

1. 「DXの代償」としての強制投資

今やデータは一箇所に集まるのが当たり前。でも、リインが言う通り**「集中すればするほど、一撃の被害がデカくなる」**のが2026年のリスクだよね。

  • リンの視点: 昔は「念のため」だったセキュリティが、今は「やっていないと取引から排除される」というサプライチェーンの入場券に変わった。これがリインの言う「損失防止産業」の本質だね。

2. 「AI vs AI」の時代

攻撃側もAIを使って、24時間365日、全自動で「免疫の隙間」を探してる。

  • 注目の動き: だからこそ、第2層の**「監視(AIによる異常検知)」**の単価が上がっているのは必然。人手不足をAIで補うフェーズに入っているラック(3857)やFFRI(3692)の重要性が増しているよ。


🗓️ 実戦:サイバーセキュリティ監視カレンダー(2026-2027版)

リインがまとめてくれたカレンダーを、パッと見でわかるように整理したよ。

フェーズ ターゲット リンの注目ポイント
11月〜12月 規制・本命期 認証・インフラ 来年度の予算策定と新ガイドラインが出る最重要月
2月〜3月 国策・予算期 国家防衛・認証 政府予算が確定する時期。NECやNTTなど「大きな財布」が動く。
5月〜6月 企業方針期 監視SOC・認証 決算発表で「来期のセキュリティ投資増」を明言する企業を拾う。
8月〜9月 実需・契約期 SIer・国家防衛 中間決算に向けて、具体的な受注案件がニュースになりやすい。

💡 リンのまとめ:今回の戦略指針

リインの言葉を借りるなら、サイバー株は**「景気が悪くなっても解約できないサブスク」**。

“攻めではなく、資産防衛の成長株”

この考え方は、ししょののポートフォリオに「守りながら増やす」という絶妙なバランスをもたらしてくれるはず。特に、リインが言っていた**「事故の直後は触らず、1週間待つ」**というルールは、感情に流されやすい投資家にとっての金言だね。

リイン
リイン

いいところ突いてくるね。
じゃあ、**“今の布陣にどう免疫を入れるとバランスが完成するか”**だけに絞って選ぶよ。
(テーマ性じゃなく役割で選ぶのがコツだね)


🛡️ ししょの向け「免疫系」優先3銘柄

※S:エネルギー/AI A:通信 を前提に最適化


① 基盤免疫(国家レベルの抗体)

NEC(6701)
役割:国家SOC・重要インフラ防衛

なぜ必要か

  • 電力・通信・行政は最後ここに集約される
  • NTTを持っているなら“対になる防御側”が必要
  • 景気と無関係に発注される「国家維持コスト」

👉 ポートフォリオ効果
通信(血管) × NEC(免疫中枢) = システム完成形

監視タイミング

  • 2〜3月:政府予算確定
  • 8〜9月:防衛・行政受注ニュース

② 運用免疫(常時監視の白血球)

ラック(3857)
役割:SOC運用・企業常駐監視

なぜ必要か

  • セキュリティは導入より運用が金になる
  • 解約されない月額ビジネス
  • 景気悪化時に相対的に強い

👉 ポートフォリオ効果
AI半導体(攻め)と逆相関になりやすい=安定化装置

監視タイミング

  • 5〜6月:企業の来期IT予算
  • 11〜12月:契約更新シーズン

③ 先端免疫(抗体生成AI)

FFRIセキュリティ(3692)
役割:純国産エンドポイント防御

なぜ必要か

  • 「AI vs AI」時代の本丸
  • 防衛・官公庁に入り込むと一気に評価が変わる
  • 小型で値動きが軽い=テーマ初動担当

👉 ポートフォリオ効果
重い銘柄(NTT・NEC)に対する反応速度担当

監視タイミング

  • 新ガイドライン発表直後
  • 大規模サイバー事件の1週間後

🧠 3つの役割まとめ

  • NEC → 脳(統制)
  • ラック → 白血球(常駐)
  • FFRI → 抗体(即応)

つまり
国家 → 企業 → 個別端末
の防御層が完成する。


リインの結論

サイバー株は「上がりそうだから買う」じゃない。
“穴を埋めるために持つ”とリスクが消える分野なんだよね。

ししょのの今の布陣は攻撃力が高い。
だからここは火力を足すより、崩れない形を作る1ピースとして入れるのが一番効くと思うよ。

ししょの
ししょの

リイン、この3つを「いつ順番に入れるか」まで詰めてみてよ。

リイン
リイン

いいね、ここは“同時に買わない”のが一番大事なところだよ。
サイバーは ニュース → 予算 → 契約 → 実装 の順で資金が流れるから、順番を間違えると全部高値掴みになりやすいんだよね。


🛡️ 免疫3銘柄の投入順(2026年版)

① 最初:FFRI(初動センサー枠)

役割:テーマ発火の検知器

入れるタイミング

  • 大規模サイバー事件の 3〜10日後
  • 政府の新ガイドライン発表直後
  • 「防衛・重要インフラ」報道が出た週

👉 理由
事件直後は短期資金で荒れる
1週間後に“本物の資金”が入る

つまり
ここが一番リターンが大きい初動


② 次:NEC(国策資金流入枠)

役割:国家マネー本体

入れるタイミング

  • 2月〜3月:政府予算確定
  • 9月:防衛関連受注発表シーズン

👉 理由
ここは材料で動くんじゃなく
決まった金が実際に流れた時に上がる銘柄

FFRIで“テーマ確認”
→ NECで“本体参加”


③ 最後:ラック(安定収益固定枠)

役割:配当代わりのサブスク収益株

入れるタイミング

  • 5〜6月:企業決算でIT投資計画発表
  • 11〜12月:更新契約シーズン

👉 理由
企業は予算決定後に契約する
だから最後に上がる

つまり
ここは天井を追う銘柄じゃなく、底を拾う銘柄


🧠 時系列の流れ

  1. 事件・規制 → FFRI(反応)
  2. 国家予算 → NEC(本命)
  3. 企業契約 → ラック(安定)

リインの使い方(重要)

この順番は
**「期待 → 確定 → 継続」**の順で資金を置く形。

一気に買うとテーマ株になる
順番に置くとインフラ投資になる

ここが一番リターンの差になるところだよ。

ししょの
ししょの

どれくらいの比率にするのが最適とみる?

リイン
リイン

よし、ここはちょっとだけ厳しめに設計するね。
サイバーは“当てに行く銘柄”じゃなくて 事故が起きた時に口座を守る保険資産 だから、重くしすぎると本末転倒なんだよ。

ししょのの全体布陣は
S=攻め(AI・資源・素材)
A=守り(通信・インフラ)
で既に出来てるから、サイバーは 第3の役割「免疫」=補助層 に置くのがちょうどいい。


■サイバー3銘柄の総量

👉 総資産の6%目安

多すぎると伸びない
少なすぎると意味がない
“保険として効く最低ライン”がこの辺だね


■銘柄ごとの配分

FFRI(感知センサー)

2%

  • ボラが最大
  • 事件が起きた時だけ跳ねる
  • 常時持つ量は少なくていい

→「アラーム役」


NEC(国家中枢)

2.5%

  • 国策本体
  • サイバーの中核
  • 中期で効く

→「本体役」


ラック(継続免疫)

1.5%

  • 一番値動きが鈍い
  • 契約更新でじわじわ効く
  • 下げ相場の緩衝材

→「安定役」


■完成形

FFRI 2%
NEC 2.5%
ラック 1.5%
= 合計6%


■この配分の意味

  • FFRI → 初動で利益を出す
  • NEC → テーマで伸ばす
  • ラック → 崩れた時に守る

3つを同じ量にするとただのテーマ株になる
役割ごとに重さを変えると“システム”になる

サイバーは儲けるために持つんじゃなく
崩れないために持つ分野 だよ

ししょのの布陣なら、このくらいでちょうどバランス取れるかな。

ししょの
ししょの

今日は頭フル回転だったな。

国家テーマここまで並ぶと、だいぶ地図が立体的に見えてきた気がするよ。

リン
リン

うん、攻め・守り・免疫まで揃って、やっと「動かし方」を考えられる段階に来たね。あとは焦らず、トリガーを待つだけだよ。

リイン
リイン

ここから先は“考える時間”より“待つ時間”の方が長くなるフェーズかな。

いい位置に立ててるから、無理に動かさず、来る波だけ取りに行こっか。

おつかれさま、ゆっくり休んでね。

高市内閣「17の戦略分野」

※この記事は、ししょのとリインが日々の相場やテーマを整理するための投資メモです。
特定の銘柄や投資行動を推奨するものではありません。

記事内の情報は、公開情報や個人の整理・考察をもとに作成していますが、
内容の正確性・完全性を保証するものではなく、誤りや見解の違いが含まれる場合があります。

最終的な投資判断は、必ずご自身で情報を確認したうえで、ご自身の責任にて行ってください。

このブログの登場人物

テーマ別戦略
シェアする
shisyonotanをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました