地球深部探査船「ちきゅう」が帰港

投資メモ
ししょの
ししょの

海底からレアアース泥の回収に成功した地球深部探査船が戻ってきたってよ。

リイン
リイン

きたね、これはかなり“材料級”のニュースだよ。
単なる研究成果じゃなくて 国家プロジェクトの実装フェーズ入り宣言 に近い。
理系目線+資源安全保障+投資目線で分解していくね。


🧪 海底5600m「レアアース泥」回収成功

(地球深部探査船「ちきゅう」)

  1. ① 何が起きたのか(事実)
  2. ② なぜヤバいのか(資源的インパクト)
    1. レアアースの現状
    2. 南鳥島の埋蔵量
  3. ③ 技術的ブレイクスルー(ここが本体)
  4. ④ 国家戦略との接続(最重要)
    1. 日本の資源安全保障の構造
  5. ⑤ 産業インパクト(ここから企業の世界)
  6. ⑥ 時系列ロードマップ(重要)
  7. ⑦ 投資視点まとめ(率直)
  8. 1) 深海オフショア工学(“採る”側の本丸)
  9. 2) 海底ロボット・遠隔操作(ROV/AUV)・センサー(“動かす・見る”)
  10. 3) 解泥(かいでい)・スラリー化・ポンプ輸送(“泥を流体にして運ぶ”)
  11. 4) 分離・精製プロセス(“レアアースだけ抜く”)
  12. 5) 製錬・金属化(“最終製品=酸化物/金属”)
  13. 6) 南鳥島の陸上インフラ(“脱水・減容・保管・物流”)
  14. 7) 海洋環境モニタリング・環境アセス(“止められないための保険”)
  15. 8) 海洋データ/通信・運用プラットフォーム(“国の海のOS”)
  16. 🌊 レアアース泥:リンのボトルネック解析
    1. 1. 日本が詰まるのはどこか?(技術・コスト・制度)
    2. 2. 採掘より先に「握るべき工程」はどこか?
  17. 📊 ししょのの布陣への接続:レアアースは「Sランク」の燃料
    1. 💡 リンのまとめ:今回の戦略指針
  18. まず前提(今回どこまで進んだ?)
  19. A. 「深海で動かす」=オフショア機械・サブシー工学(短期の株価材料になりやすい)
  20. B. 「見て直す」=ROV/AUV・海中センサー・位置決め(継続課金になりやすい)
  21. C. 「泥を流体にする」=解泥・スラリー化・ポンプ輸送(商用化コストの心臓)
  22. D. 「漏らさず回す」=閉鎖循環・環境配慮運用(許認可と社会受容の鍵)
  23. E. 「泥→元素」=分離・精製(ミッドストリーム:ここを握れないと“結局海外精製”)
  24. F. 「元素→材料」=製錬・金属化・規格(勝者固定が起きるゾーン)
  25. G. 「島で回す」=南鳥島の陸上・港湾インフラ(実務が動くと建設・設備が勝つ)
  26. H. 「海のOS」=海洋データ基盤・監視運用(資源+安全保障+災害へ横展開)
  27. 🟢A:関与が確認されているゾーン(最優先監視)
    1. ■ 三洋貿易(3176)
    2. ■ 東亜建設工業(1885)
    3. ■ 東洋エンジニアリング(6330)
  28. 🟡B:需要発生がほぼ確実なゾーン(中核候補)
    1. ■ プラント・重工系
    2. ■ 分離材・化学材料
    3. ■ 港湾・インフラ
  29. 🔵C:構造連想ゾーン(長期テーマ)
    1. ■ 製錬(例:非鉄精錬系)
    2. ■ 磁石・モーター・EV部材
    3. ■ 海洋データ・防衛・通信
  30. 今日のまとめ

① 何が起きたのか(事実)

  • 南鳥島近海の海底 水深5600m

  • レアアースを含む泥の回収に成功

  • 世界初(深海資源回収として実証)

  • 2027年:本格採掘試験予定

  • 内閣の成長戦略「17分野:海洋」に明記

👉 つまり
研究 → 実験 → 実証 → 量産前段階
今ここ。

もう学術ニュースじゃない。
“産業化の入り口” に来た。


② なぜヤバいのか(資源的インパクト)

レアアースの現状

  • 中国依存:世界供給の大半

  • EV・風力・半導体・防衛の必須資源

  • 輸出規制カードとして使われてきた

つまり
現代の石油ポジション = レアアース


南鳥島の埋蔵量

日本の研究推定
👉 数百万トン級(世界トップクラス)

特に重要なのが

  • ディスプロシウム

  • テルビウム

= モーター磁石の“心臓部”

EV・ドローン・ミサイル・ロボット
全部止まる資源。


③ 技術的ブレイクスルー(ここが本体)

深海5600mは

  • 圧力:560気圧

  • 光なし

  • 通信困難

  • 通常の掘削機不可

つまり鉱山技術では無理。

今回成功したのは
油田技術 × 海洋ロボット × 泥輸送技術

これが意味すること:

日本が“採る技術”を持った

資源国の条件は2つ
①埋蔵量
②採掘技術

今まで日本は①だけだった
→ 今日②が成立


④ 国家戦略との接続(最重要)

記事のこの発言が核心

成長戦略17番 海洋として生産技術加速

これ翻訳すると

国が金を入れる宣言


日本の資源安全保障の構造

  1. 半導体 → 台湾リスク

  2. エネルギー → 中東依存

  3. レアアース → 中国依存

ここを一つ崩すと
サプライチェーンの独立度が一気に上がる。

つまりこれは
GXでもなく単独産業でもない

国家存続インフラ分野


⑤ 産業インパクト(ここから企業の世界)

採掘は鉱山会社の仕事じゃない。

必要なのは:

  • 海洋掘削

  • パイプ輸送

  • 泥分離精製

  • 特殊ポンプ

  • 耐腐食素材

  • 海底ロボット

  • 精錬化学

つまり
総合重工+素材+プラント+化学の複合産業

海底油田の日本版が始まる。


⑥ 時系列ロードマップ(重要)

フェーズ
2024 回収実証
2025 技術確立
2027 採掘試験
2030前後 量産判断
2030年代 商用化

株式的には
“超長期テーマの初動”


⑦ 投資視点まとめ(率直)

これは短期材料ではない。
けど“超長期テーマの始動”としては強い。

特徴:

  • 政策確定

  • 技術実証完了

  • 実証採掘予定あり

  • 安全保障案件

  • 産業横断

つまり

ペロブスカイト太陽電池の初期と同じ位置

ただし
収益化はかなり遠い。


結論

これは資源ニュースじゃない。
「日本が資源国になる可能性の第一歩」

そして株的には

今は“関連技術企業のテーマ化”が始まる段階

ここから先は
どの分野の企業が一番利益を吸うか
それを見極めるフェーズだね。


 

ししょの
ししょの

じゃあ「恩恵を受ける可能性が高い産業分野」まで分解してよ。

リイン
リイン

了解だよ、ししょの。ここは**「どの産業が、どの工程で、どんな受注・利益を取りに行けるか」**で分解するのが一番クリア。

今回の“ちきゅう×南鳥島レアアース泥”は、SIPの狙いがハッキリ 「探査→採鉱→分離→精製→製錬」までの一貫サプライチェーン だから、恩恵もその工程に沿って出るよ。 (内閣府ホームページ)


恩恵が大きい産業分野(工程別マップ)

1) 深海オフショア工学(“採る”側の本丸)

何が儲かる?

  • 6000m級の揚泥管(ライザー)、浮力体、ウインチ、船上ハンドリング、保守部材

  • 「接続試験→改良→量産」になるほど、部材・メンテ・更新が積み上がる

なぜ強い?
今回の試験自体が「採鉱システム接続試験」=要するに深海で一式をつなぎ切るのが難所だから。 (海洋研究開発機構)


2) 海底ロボット・遠隔操作(ROV/AUV)・センサー(“動かす・見る”)

何が儲かる?

  • ROV(遠隔操作無人機)、水中カメラ・ソナー・姿勢制御

  • 位置決め、作業監視、トラブル時の復旧(ここが地味に重い)

根拠
実際に「揚泥管+ROVで採鉱機を操作して揚げる」流れが明記されてる。 (三洋貿易株式会社 –)


3) 解泥(かいでい)・スラリー化・ポンプ輸送(“泥を流体にして運ぶ”)

何が儲かる?

  • 解泥装置(泥をほぐす)、スラリー化(目詰まり防止)、高揚程ポンプ、耐摩耗配管

  • 要は「固体を液体として扱う」系の工学で、プラント機械屋の腕の見せ所

なぜ重要?
SIP側も「生産技術(解泥・採泥・揚泥)」を世界に先駆けて確立する、と打ち出してる。 (海洋研究開発機構)


4) 分離・精製プロセス(“レアアースだけ抜く”)

何が儲かる?

  • 分級(粒度で分ける)、固液分離、吸着材・樹脂、溶媒抽出、薬液・膜分離

  • ここは設備もだけど、**消耗品(薬液・吸着材・フィルター)**が継続収益になりやすい

根拠
SIP計画が「探査・採鉱・分離・精製・製錬」まで一貫で検討すると明記。 (内閣府ホームページ)


5) 製錬・金属化(“最終製品=酸化物/金属”)

何が儲かる?

  • 焼成・沈殿・電解などの工程、品質管理(不純物規格)

  • 「国内で磁石用の品質まで出せるか」が勝負で、成功すると川下(磁石・モーター)に波及する

※ここは採掘より時間かかるけど、いったん決まるとサプライチェーンが固定されやすい分野。


6) 南鳥島の陸上インフラ(“脱水・減容・保管・物流”)

何が儲かる?

  • 脱水設備、貯蔵、港湾荷役、発電(電源)、水処理、居住/保全

  • 2027年に「1日最大350トン規模の揚泥」計画+島内の脱水施設の話が出てるので、土木・設備が現実に動く領域。 (TBS NEWS DIG)


7) 海洋環境モニタリング・環境アセス(“止められないための保険”)

何が儲かる?

  • 濁り(懸濁物)監視、生態系影響、広域モニタリング、データ基盤

  • ここが弱いと、事業が“技術的にできても社会的に止まる”。だから必須コストとして入りやすい

根拠
SIP計画でも環境影響評価と広域モニタリング技術が必要とされる、と明記。 (内閣府ホームページ)


8) 海洋データ/通信・運用プラットフォーム(“国の海のOS”)

何が儲かる?

  • 海洋データ収集・統合、運用監視、セキュア通信、解析(デジタルツイン系)
    SIP第3期が「海洋安全保障プラットフォームの構築」を掲げてるので、資源だけじゃなく防衛・災害・環境にも横展開しやすい。 (内閣府ホームページ)


投資の“見え方”も一言だけ(ズバっと)

  • 短期で動きやすい:①オフショア工学、③ポンプ/配管、⑥島インフラ(「案件が具体化」しやすい)

  • 中期で効く:④分離・精製、⑦環境モニタ(「制度・予算で積み上がる」)

  • 超長期の覇権:⑤製錬→磁石→モーター(「品質規格で勝者が固定」)


 

リン
リン

リイン、凄まじい熱量の解析をありがとう!
深海5600mからの回収成功……これは単なる「資源が見つかった」というレベルじゃなく、日本が**「資源の輸入国から、資源の保有・産出国へ」**とステージを変えるための、歴史的な転換点だね。

ししょの、リインが投げてくれた2つの問い、私なりに「構造」の視点から深掘りしてみたよ。リインの産業マップと照らし合わせながら読んでみて。


🌊 レアアース泥:リンのボトルネック解析

リインが言った通り、日本は「採る技術(②)」を手に入れた。でも、ここから商用化(量産)に向けて、本当の戦いが始まるんだ。

1. 日本が詰まるのはどこか?(技術・コスト・制度)

結論から言うと、最大のボトルネックは**「コスト(商用化の壁)」**だよ。

項目 2026年現在のステータス リンの見解
技術 ほぼクリア 「ちきゅう」が深海5600mでの回収を実証したことで、技術的な「できる/できない」の議論は終わった。
制度 整備中(良好) 排他的経済水域(EEZ)内なので国際紛争のリスクは低く、国策(SIP)として予算も付いている。
コスト 最大の壁 深海からの「揚泥」には莫大なエネルギーと設備費がかかる。中国産の安価なレアアースと価格競争ができるレベルまで、**「1トンあたりの採取コスト」**を下げられるかが勝負。

2. 採掘より先に「握るべき工程」はどこか?

リインの産業マップの中で、私が「採掘(上流)」よりも先に、そして戦略的に握るべきだと思うのは、**「④ 分離・精製」と「⑤ 製錬(ミッドストリーム)」**だよ。

  • 理由: せっかく泥を揚げても、それを効率よく「使える金属」に変える技術がなければ、結局は精製工程を海外(中国など)に依存することになってしまう。

  • 戦略: 泥の採取コストが高いなら、**「精製段階での歩留まり(回収率)を極限まで高める技術」**で付加価値をつけるしかない。

    • リインが挙げた「吸着剤・樹脂・溶媒抽出」といった化学・素材分野の力。

    • ししょののSランクにある**「⑬マテリアル」**の知見をここにぶつけるのが、最も賢い「先行投資」になるはずだよ。


📊 ししょのの布陣への接続:レアアースは「Sランク」の燃料

このニュースは、ししょののポートフォリオにどう影響するか。

  • 「⑨エネルギー・資源」の再定義:

    今までの⑨は「輸入するエネルギー(商社など)」だったけど、これからは**「自前で生む資源(海洋開発・素材)」**へと重心がシフトしていくよ。

  • 「⑬マテリアル」とのシナジー:

    レアアースは、強力な磁石(EV/ドローン用)を作るための「マテリアル」そのもの。DOWAのような製錬技術を持つ企業や、磁石の特許を持つ素材メーカーが、この「国産資源」を手に入れた時の爆発力は計り知れないね。


💡 リンのまとめ:今回の戦略指針

リインの言う通り、これは「超長期テーマ」だけど、2027年の採掘試験に向けて**「どの企業が実験に参加しているか」**を今のうちにリストアップしておくのは、投資家として最高の「先行者利益」への道だよ。

“泥を金に変えるのは、掘削機ではなく、その後の『化学』である”

この視点で、リインが提案してくれた「8分野の具体名」を絞り込んでいくのが良さそうだね!

リイン
リイン

いいね、リンの整理めっちゃ筋がいい。特に 「最大の壁=コスト」「握るべき=分離・精製〜製錬(ミッドストリーム)」 は、今回のSIP設計思想そのものに合ってるよ。JAMSTECも“探査→採鉱→分離→精製→製錬”まで一気通貫で実証する方針を明記してる。

 (海洋研究開発機構)

で、ししょのの要望どおり、**「恩恵を受ける可能性が高い産業分野」**を“工程×勝ち筋”でさらに分解して、一次情報で裏取りできた関与企業も混ぜて出すね(※噂・連想は分ける)。


まず前提(今回どこまで進んだ?)

  • 2026/2/1に、南鳥島EEZで深海(約6000m級)からレアアース泥を船上に揚げた(世界初の接続試験の到達点)。 (海洋研究開発機構)

  • 2/14〜2/15に清水港帰港の報道(メディア/JAMSTEC速報)。 (テレビ静岡)

  • 2027年から“本格的な採掘試験”という報道ライン。 (テレビ静岡)


恩恵が大きい産業分野(工程別・勝ち筋つき)

A. 「深海で動かす」=オフショア機械・サブシー工学(短期の株価材料になりやすい)

勝ち筋:6000m級は“動けば勝ち”じゃなく、故障しない設計・保守・冗長化で金が落ちる。
主な需要:揚泥管(ライザー)、浮力体、ウインチ、船上ハンドリング、耐圧コネクタ。

一次情報で関与確認:

  • 三洋貿易(3176)/コスモス商事:ちきゅう向けに「採鉱機・揚泥管・浮力体・ROV」を納入と自社リリース。 (三洋貿易株式会社 –)


B. 「見て直す」=ROV/AUV・海中センサー・位置決め(継続課金になりやすい)

勝ち筋:深海作業は“目がないと詰む”。監視・復旧・点検が常に必要=保守が積み上がる。
主な需要:ROV運用、ソナー、カメラ、姿勢制御、海中測位(USBL等)、通信。

一次情報で関与確認:


C. 「泥を流体にする」=解泥・スラリー化・ポンプ輸送(商用化コストの心臓)

リンが言う“コストの壁”のど真ん中。ここが詰まると量産にならない。
勝ち筋:粘土みたいな泥を目詰まりさせず、少エネルギーで連続揚泥できるか。

一次情報で関与確認:

  • 東亜建設工業(1885):SIP参画と「解泥技術」開発を会社リリースで明記。 (toa-const.co.jp)


D. 「漏らさず回す」=閉鎖循環・環境配慮運用(許認可と社会受容の鍵)

勝ち筋:海底資源は、技術より先に環境で止まることがある。最初から“閉鎖型循環+環境モニタ”を設計に入れてるのが今回の特徴。 (海洋研究開発機構)
主な需要:閉鎖循環の制御、濁り(プルーム)抑制、環境ガイドライン、ベースライン調査。


E. 「泥→元素」=分離・精製(ミッドストリーム:ここを握れないと“結局海外精製”)

勝ち筋:採取単価が高いなら、リンの言う通り 歩留まり(回収率)と不純物管理で勝つしかない。
主な需要:固液分離、吸着材/樹脂、溶媒抽出、膜分離、試薬、プロセス制御。
(ここは今後、実証ラインの仕様が出ると「設備」「消耗材」「分析」が一気に動く)


F. 「元素→材料」=製錬・金属化・規格(勝者固定が起きるゾーン)

勝ち筋:最終的に磁石や材料に入れるなら、**品質規格(不純物・粒度・ロット安定)**が支配する。
ここを国内で通せると、下流(磁石・モーター)の供給網が一段強くなる。


G. 「島で回す」=南鳥島の陸上・港湾インフラ(実務が動くと建設・設備が勝つ)

勝ち筋:採掘が進むほど 脱水・減容・保管・荷役・電源・水処理 が必須になる。
(ここは“国策インフラ枠”になりやすい)


H. 「海のOS」=海洋データ基盤・監視運用(資源+安全保障+災害へ横展開)

SIP第3期はそもそも「海洋安全保障プラットフォーム」なので、資源だけの話で終わらない。 (内閣府ホームページ)
勝ち筋:データ統合・解析・運用監視が標準化されるほど、周辺事業が増える(防衛・環境・防災へ)。


具体名の扱い(リンが挙げた候補の“裏取り状況”)

  • 三洋貿易(3176):関与は一次情報で強い(納入リリースあり)。 (三洋貿易株式会社 –)

  • 東亜建設工業(1885):関与は一次情報で強い(SIP参画+解泥開発を会社が明記)。 (toa-const.co.jp)

  • 東洋エンジニアリング(6330):会社サイトで「SIP/JAMSTECの委託で開発の一部業務」を明記。 (toyo-eng.com)

  • DOWA(5714):現時点で“南鳥島プロジェクト参画を会社が公表”は見当たらない(証券会社解説でも「公表していない」扱い)。だから**製錬の適性は高いけど、関与はC(連想)**に置くのが安全。 (SBI証券)

  • 三菱重工/日本郵船/三井海洋開発(MODEC):この3つは「海洋っぽい」連想が先行しやすい。“本件の参画を一次情報で確認できた”とは言い切れないので、監視リストには入れても、評価はB〜Cに留めるのが無難だよ(ここ、下手に断定すると危ないやつ)。


 

ししょの
ししょの

「A(一次情報で関与確定)」

「B(周辺需要が濃い)」

「C(連想)」

の3階層で監視リスト化して、各銘柄に「どの工程で、2026〜2027に何が起きたら買い材料になるか」まで“トリガー条件”つけてよ。

リイン
リイン

了解。
“夢テーマ”のまま眺めるんじゃなくて、何が起きたら株が動くか=観測ポイントまで落とし込むよ。

(※A=一次情報で関与確認/B=需要発生がほぼ確実/C=構造的連想)


南鳥島レアアース泥 ― 監視リスト(トリガー付き)


🟢A:関与が確認されているゾーン(最優先監視)

「実験→試験」の進展ニュースで素直に反応しやすい層
=“ニュース直結型”


■ 三洋貿易(3176)

工程:海底機械・ROV・揚泥管(採掘)

株が動くトリガー

  • 2026:追加試験機材の受注・改良契約
  • 2027:採掘試験用の機材増設
  • 「複数セット化」発表(←一番大きい)

ポイント
初期段階は“装置メーカーが主役”。
量産化=台数増=一番素直に利益になるタイプ。


■ 東亜建設工業(1885)

工程:解泥・揚泥(土木×海洋)

株が動くトリガー

  • 揚泥量の増加実験成功
  • 連続運転時間の延長(24h化)
  • 南鳥島の陸上設備着工

ポイント
商用化=土木化。
ここから「研究→工事」に変わると評価が変わる。


■ 東洋エンジニアリング(6330)

工程:分離・処理プラント設計

株が動くトリガー

  • 分離パイロットプラント建設
  • 陸上処理設備のFEED受注
  • 商用設備基本設計(FEED)開始

ポイント
“実証設備”の文字が出たら一段階上のフェーズ入り。



🟡B:需要発生がほぼ確実なゾーン(中核候補)

採掘が動いたら必ず仕事が生まれる
=“遅れて効く本命”


■ プラント・重工系

(例:三菱重工、IHI などの海洋設備適性企業)

工程:揚泥・発電・圧送設備

トリガー

  • 採掘船の新造計画
  • 揚泥能力増強計画
  • 常設生産設備の検討開始

■ 分離材・化学材料

(吸着材・分離膜・溶媒・樹脂系)

工程:分離・精製(ミッドストリーム)

トリガー

  • 回収率の数値公表(%)
  • 高純度化成功(磁石グレード)
  • 国内精製方針決定

👉ここはリンが言った“コストの壁”の核心
回収率がニュースになった瞬間に評価される


■ 港湾・インフラ

(海上物流・荷役・貯蔵)

工程:南鳥島陸上基地

トリガー

  • 貯蔵基地建設
  • 定期輸送ルート
  • 年間生産量の提示(t/年)


🔵C:構造連想ゾーン(長期テーマ)

商用化が見えてから本格化
=“本当の主役”


■ 製錬(例:非鉄精錬系)

工程:酸化物・金属化

トリガー

  • 国内精製決定
  • 国家備蓄指定
  • 国産磁石プロジェクト開始

■ 磁石・モーター・EV部材

工程:下流産業

トリガー

  • 「国産レアアース使用」明記
  • 防衛・電動航空機用途採用
  • 輸出規制対抗政策

■ 海洋データ・防衛・通信

工程:海の監視OS

トリガー

  • 常設監視網構築
  • 安保用途連携
  • 海洋インフラ国家基盤化

最重要:時系列の見方

株は“成功”で動かない。
フェーズ移行で動く。

  1. 回収成功(今)
  2. 連続運転成功
  3. 年間生産量提示
  4. 陸上設備建設 ← 大相場候補
  5. 国内精製決定 ← 本命相場

今日のまとめ

今回のニュースは
「資源がある」ではなく

“実験装置が産業設備に変わる直前”

だから今見るべきは価格じゃなく
どの企業が「研究費」から「設備投資」に変わる瞬間を取れるかだね。

ししょの
ししょの

今日はここまでやな。
ニュースを追うだけやと雰囲気で終わるけど、
“どこで金が動くか”まで見えたのは収穫やわ。

リン
リン

うん。観測点が決まると、ただの期待テーマが「検証可能な仮説」になるからね。
次に見るべきは成果じゃなくてフェーズ移行――そこを一緒に拾っていこう。

リイン
リイン

ふふ、これでニュースが来ても慌てずに判断できるね。
次は“設備投資の匂い”が出た瞬間、ちゃんと一緒に見に行こっか。

※この記事は、ししょのとリインが日々の相場やテーマを整理するための投資メモです。
特定の銘柄や投資行動を推奨するものではありません。

記事内の情報は、公開情報や個人の整理・考察をもとに作成していますが、
内容の正確性・完全性を保証するものではなく、誤りや見解の違いが含まれる場合があります。

最終的な投資判断は、必ずご自身で情報を確認したうえで、ご自身の責任にて行ってください。

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