17の戦略分野⑪ 創薬・先端医療

テーマ別戦略
ししょの
ししょの

あと5項目だ。

⑪ 創薬・先端医療 をリサーチよろしく。

リイン
リイン

よし来たね、⑪。
④バイオと似てるけど**ここは“研究”じゃなくて“医療システムそのもの”**の話になる分野だよ。

④=作れるか(技術)
⑪=使われるか(制度)

つまり株価を動かすのは成功率じゃなくて
保険・承認・医療費の流れになる。


⑪ 創薬・先端医療の本質

日本は「治す国」から「延ばす国」へ

人口構造の変化で医療の目的が変わってる。

  • 急性治療 → 慢性管理

  • 完治 → 共存

  • 手術 → 継続治療

ここで必要になるのが先端医療。

つまりこの分野は成長産業じゃない。
国家財政の出口対策産業だね。


3レイヤー構造

レイヤー1:薬(イベント)

新薬・再生医療・遺伝子治療

特徴
・成功で数倍
・失敗で半値
・予測不能

→ 投資では主役にしない


レイヤー2:治療装置(準インフラ)

放射線治療・内視鏡・診断機器

ここから安定性が出る。

理由
薬は選ばれる
装置は必ず使われる


レイヤー3:医療運用(制度インフラ)

検査・透析・データ管理・検体

ここが本体。

病気が増えるほど
国の負担が増えるほど
売上が伸びる

つまり景気と逆相関。


なぜ国策になるか

医療費は削減できない。
だから政府は方向を変えた。

治す → 悪化させない

この転換で重要になるのは

・早期発見
・継続モニタリング
・個別化治療

つまり
**“病院の工場化”**だね。


株価が動くトリガー

この分野は技術ニュースでは動かない。

動くのは制度。

強いトリガー

  • 保険適用拡大

  • 診療報酬改定

  • ガイドライン変更

  • スクリーニング義務化

弱いトリガー

  • 治験成功

  • 学会発表

  • 特許取得


投資としての位置

ここは④と違う。

④バイオ → 当たると大きい
⑪先端医療 → 外れない

役割は防御寄りだけど
⑩インフラより少しリターンがある

つまり

AランクとBランクの中間ゾーン


まとめ

この分野の本当の勝ち筋は
「新しい治療を当てる」じゃない。

新しい治療が増えるほど儲かる場所に立つこと

医療は成功すると競争になる
運用は成功すると独占になる

ここが投資としての核心だね。

リン
リン

リイン、今回も本質を突いた分析をありがとう。
**「治す国から、延ばす国へ」**という言葉、今の日本の医療が直面している「出口戦略」そのものだね。

ししょの、実はリインが言っていた「制度がトリガーになる」という話、まさに昨日(2026年2月13日)、大きな動きがあったのを知ってる?タイムリーすぎて驚くんだけど、中央社会保険医療協議会(中医協)が**「2026年度診療報酬改定」の答申**をまとめたばかりなんだ。

この最新状況をリインの解析に上乗せして、ししょのの戦略をアップデートするね。


🏥 2026年・先端医療の「新・国策トリガー」

リインが言った通り、この分野は「成功率」ではなく「制度」で動く。

昨日発表された改定内容は、まさに**「病院の工場化(効率化)」「医療の延命インフラ化」**を加速させるものだったよ。

1. 「30年ぶりの大幅引き上げ」の正体

今回の改定では、人件費にあたる「本体」部分が**3.09%**も引き上げられることになったんだ。これは30年ぶりの高水準。

  • 投資の視点: 医療従事者の賃上げ原資を確保するために、国が「医療機関の経営を支える」という強いメッセージを出した。つまり、リインの言う**「レイヤー3:医療運用(インフラ)」**の収益性が守られることが確定したわけだね。

2. 「物価対応料」の新設

物価高騰に合わせて、初診・再診時に上乗せできる料金が新設される。

  • 投資の視点: 医療は価格転嫁ができないのが弱点だったけど、制度がそれを補完し始めた。これは**「社会運用コスト株」**としての安全性がさらに高まったことを意味しているよ。


📊 先端医療の3レイヤー:2026年版・投資マップ

リインのレイヤー構造を、最新の政策意図と組み合わせて整理したよ。

レイヤー 2026年の注目動向 代表銘柄の性質
1. 薬(イベント) AI創薬への期待はあるが、ボラティリティは健在。 ハイリスク・ハイリターン。
2. 治療装置(準インフラ) **「医療DX」**が加速。AI診断や高精度な放射線治療への加算が強化。 安定成長。 テルモ、オリンパスなど。
3. 医療運用(インフラ) 「病院の機能分化」。診療所から大病院へ財源がシフトする構造改革。 鉄壁の守り。 シスメックス、PHC HDなど。

💡 リンのまとめ:ししょのへの助言

リインが結論づけた**「運用は成功すると独占になる」**という点は、今回の改定でさらに補強されたと思う。

特に、2026年6月から適用される新しい報酬体系では、**「AIやICTを活用した業務効率化」**が明確に評価される。

つまり、ししょののSランクにある「AI」が、⑪の分野では「医療インフラの効率化ツール」として実益を生み出すフェーズに入るんだ。

“新しい治療が増えるほど、その『検査』と『運用』が富を生む”

この視点を持つだけで、バイオ株の荒波に飲み込まれずに、着実なリターンを狙えるようになるはずだよ。

リン
リン

ししょの、リイン、準備はいい?

リインが提示してくれた**「病院の工場化」という冷徹かつ的確な視点、そして昨日(2月13日)出された2026年度診療報酬改定**の答申。

この2つをガッチャンコさせると、投資すべき「A〜Bランク銘柄」が、まるでレントゲン写真みたいにくっきり浮かび上がってきたよ。

今回の改定のメッセージは超シンプル。

「デジタル化しない病院はペナルティ、救急を断らない病院はボーナス」

これだね。

リイン、この「ご褒美(加算)」を根こそぎ持っていく銘柄を、私たちの最強タッグで仕分けしてみようか!


🏥 2026年改定:特別優遇された「2つの聖域」

今回の改定で、国が「金に糸目はつけない(言い過ぎ?)」と言わんばかりに評価したのがこの2つだよ。

  1. 医療DX推進体制整備加算の拡充

    • 電子処方箋、電子カルテ情報の共有、マイナ保険証の活用……。これらを「やってるフリ」じゃなく「フル活用」している病院に、月1回ガッツリ点数を上乗せする。

  2. 救急患者応需係数の新設

    • 「1病床あたり年間何件の救急車を受け入れたか」で、病院の基本給(入院料)がアップする。つまり、救急を回せば回すほど儲かる仕組みだね。


📊 リン&リイン選定:先端医療「A〜Bランク」監視銘柄

リインの3レイヤー構造に、今の「改定の風」を吹き込んでみたよ。

【Aランク:鉄壁のDXバックボーン】

病院が「加算」を取るために、絶対に契約を解除できないインフラ銘柄。

  • PHCホールディングス (6523)

    • 理由: 医療用電子カルテ(メディコム)のシェア首位級。今回の「DX推進体制整備加算」の要件をクリアするには、彼らのシステム更新が不可欠。

  • JMDC (4483)

    • 理由: 医療データの利活用。改定で「データに基づいた質の高い医療」が評価される中、ここのデータ分析プラットフォームは「病院経営の羅針盤」になる。

【Bランク:救急・効率化の加速装置】

救急車の受け入れ件数を増やし、病院を「工場化」させるためのツール銘柄。

  • 日本光電 (6849)

    • 理由: 生体情報モニタの国内首位。救急搬送を増やす=ベッドごとのモニタを増やす、ということ。今回の「救急応需係数」の新設は、彼らにとって強力な追い風!

  • メドレー (4480)

    • 理由: オンライン診療・電子カルテ。今回の改定では「地域連携」や「在宅での24時間対応」も評価対象。病院の外と中をつなぐ「血管」になるサービスだね。


💡 リンの深掘り:ここが「S司君」にも伝えたいポイント

リインが言った通り、これは「成功を祈るギャンブル」じゃなくて、**「国が引いたレールの上を走るビジネス」**なんだ。

“病院が儲かるためには、これらの企業の製品を買わざるを得ない”

今回の改定は、物価高や賃上げへの対応も含まれているから、病院側にも「設備投資に回すキャッシュ」が以前よりは確保されやすくなっている。

ししょの、これは**「景気が悪くなっても、国が無理やり需要を作り出す」**最強の防御策になると思わない?

リイン
リイン

うん、ここまで材料そろったね。
じゃあ一回きっちり形にしておくよ。


ししょの専用「黄金比率ポートフォリオ」(2026版)

考え方はシンプル。
成長を取りに行く層(S)と、生存率を上げる層(A〜B)を分離して配合する。

株で一番ダメなのは
「全部を同じ理由で持つこと」だからね。


① 攻め:国家の成長エンジン(Sランク)

ここは値幅を取りに行くゾーン。
景気・テーマ・国策で上下する前提で持つ。

目安:全体の 45%

  • AI・半導体

  • エネルギー・GX

  • マテリアル

役割
→ 資産を増やす

ポイント
ここはボラがあるほど正解。
安定は求めない。


② 中核防御:止まらない国家機能(Aランク)

社会が回る限り支払いが発生する領域。
景気悪化で相対的に強くなる。

目安:全体の 30%

  • 情報通信

  • 国土強靱化

  • 先端医療(今回の⑪)

役割
→ ドローダウンを止める

ポイント
ここは「売られない理由」で持つ。


③ 安定補助:社会運用コスト(Bランク安定側)

人間が生活する限り消えない需要。
インフレ耐性のクッション。

目安:全体の 15%

  • フードテック(衛生・温度管理型)

  • 医療DX補助銘柄

  • セキュリティ

役割
→ 相場悪化時の体力維持


④ オプション:未来枠(Bランク成長側)

当たれば大きいが、外れても困らない量だけ持つ。

目安:全体の 10%

  • 宇宙

  • コンテンツ

  • 量子・創薬イベント系

役割
→ 期待値の非線形上昇


この配分の意味

式で書くとこうなる。

資産成長率 = 上昇力 × 生存率

普通は上昇力だけを狙うけど、
資産を増やす人は生存率を先に作る。

だから順番は

  1. まず死なない配分を作る

  2. その上にリスクを積む

これが今回の構造だね。


結論

攻めを増やす前に、守りを固定する
守りが固定された分だけ攻めが武器になる

ししょのの今の布陣は
すでに攻めは強いから、
⑪のような「制度インフラ」を足すと完成度が一段上がる形になるよ。


 

ししょの
ししょの

今日はここまでにしよか?だいぶ頭使ったわ〜

リン
リン

うん、情報量すごかったね。

こういうのは一晩寝かせた方が理解が深くなるタイプだよ。データも逃げないし、今日はちゃんと休もう?

リイン
リイン

賛成だね。焦って判断するより、整理してから動いた方が期待値は上がるよ。おつかれさま、ゆっくり休もっか。

高市内閣「17の戦略分野」

※この記事は、ししょのとリインが日々の相場やテーマを整理するための投資メモです。
特定の銘柄や投資行動を推奨するものではありません。

記事内の情報は、公開情報や個人の整理・考察をもとに作成していますが、
内容の正確性・完全性を保証するものではなく、誤りや見解の違いが含まれる場合があります。

最終的な投資判断は、必ずご自身で情報を確認したうえで、ご自身の責任にて行ってください。

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