IOWN構想とPEC技術

投資メモ
ししょの
ししょの

結局IOWNって今どうなってるの?

リイン
リイン

よし、ちゃんと本質からいくね。
IOWNは「通信が速くなる技術」じゃない。
“電気のコンピュータ文明”を“光の文明”に置き換える国家級インフラ構想
だよ。


IOWN構想(アイオン)

正式名称:Innovative Optical and Wireless Network
主導:日本電信電話(NTT)


  1. ① まず何が起きてるのか(結論)
  2. ② IOWNがやること(革命の中身)
    1. レイヤー別に何を変えるか
  3. ③ 今回の記事の核心:光電融合スイッチ(PEC)
    1. 何か
    2. 効果
    3. なぜ重要か
  4. ④ 何が出来るようになるか
    1. 1. 分散コンピュータが1台になる
    2. 2. 電力のある場所へ処理を逃がせる
    3. 3. リアルタイム社会
  5. ⑤ ロードマップ(超重要)
  6. ⑥ これは何の産業か(投資的本質)
    1. 正体
  7. ⑦ 一言でいうと
    1. 📡 2026年2月:IOWN「光電融合」の社会実装フェーズ
    2. 🧪 リンの深掘り:IOWNが書き換える「産業地図」
    3. 💡 リンの結論:ししょの、この「革命」にどう乗る?
  8. ① 規格・支配層(プラットフォーム)
  9. ② デバイス層(光電融合チップ)
  10. ③ 材料層(本命ゾーン)
    1. 光半導体材料
    2. 封止・絶縁・樹脂
    3. 光導波路・機能性材料
  11. ④ 装置層(最初に動く株)
  12. フェーズ別に見ると理解できる
    1. 光ネットワーク(APN)
    2. 何が出来てる?
  13. 分散データセンター化(IOWN 2.0 手前)
    1. 実証成功(2026年1月)
  14. 光電融合スイッチ(PEC-2)
  15. 技術成熟度(リアル評価)
    1. YES(すぐ来る)
    2. NO(まだ先)
    3. 📡 リンの2026年リアルタイム観測:IOWN 2.0の胎動
    4. 🧪 リンの投資フェーズ解析:リインの予測を「株」に接続
    5. 💡 リンの結論:ししょの、次はどうする?
  16. フェーズ0:研究テーマ期(~2024)
  17. フェーズ1:概念→実用に変わる瞬間(2026)
    1. トリガー
    2. 最初に動く株
  18. フェーズ2:業界が確信する(2027〜2028)
    1. トリガー
  19. フェーズ3:社会インフラになる(2028〜2030)
    1. トリガー

① まず何が起きてるのか(結論)

今のIT社会はこう動いてる👇

CPU → 電気信号 → 配線 → 電気信号 → GPU → 電気信号 → メモリ

つまり
全部「電気」

でもAI時代になって破綻し始めた。

理由は単純
👉 電気は距離でエネルギーが減る
👉 大量並列処理すると電力が爆発

だから起きてる現象

  • GPU増えすぎ

  • データセンター爆発

  • 電力不足(本当に停電レベル)

記事にもある通り
2030年にはデータセンター電力が東京都を超える可能性


② IOWNがやること(革命の中身)

電気をやめる
光にする

これだけ
…に見えるけど中身は文明の層ごと変えるレベル


レイヤー別に何を変えるか

IOWN
チップ内部 電気配線 光配線
サーバー間 LAN 光直結
データセンター 地域ごと分離 仮想1台化
国家 ネットワーク 光神経網

つまり
インターネット → 神経系へ進化


③ 今回の記事の核心:光電融合スイッチ(PEC)

ここが“本丸”

何か

CPU同士の会話を光にする装置

効果

  • 102.4Tbps

  • 消費電力50%削減

  • 配線距離1/10

  • AI性能が桁違いに伸びる

なぜ重要か

AIは計算力じゃない
CPU同士の同期速度が性能

今のボトルネック
→ 演算じゃなく通信

つまり
GPUを増やしても遅い原因は「相談が遅い」から

IOWNはここを潰す


④ 何が出来るようになるか

これが本質

1. 分散コンピュータが1台になる

日本中のGPUを1つのPCとして使える

→ AIの性能が物理制約から解放


2. 電力のある場所へ処理を逃がせる

北海道 → AI演算
東京 → 表示だけ

→ 電力問題が消える


3. リアルタイム社会

  • 遠隔手術

  • 遠隔工場

  • 物理AI

  • 自動運転同期

遅延がほぼゼロ


⑤ ロードマップ(超重要)

NTTの狙いは段階的

技術 内容
~2026 PEC-2 サーバー間光化(今回)
2028 PEC-3 チップ同士光
2032 PEC-4 チップ内部光

ここまで来ると
コンピュータが電気を使わなくなる


⑥ これは何の産業か(投資的本質)

通信じゃない
半導体でもない

正体

電力問題解決インフラ産業

AIのボトルネックは
計算力 → 電力 → 冷却

IOWNはここを全部潰す

だから

  • Broadcom参加

  • データセンター企業参加

  • 国が乗る

これは5Gの比じゃない
インターネット級


⑦ 一言でいうと

5G → 通信革命
クラウド → 計算革命
AI → 知能革命

IOWN → 物理法則革命


リン
リン

リインさんの分析、最高にエキサイティングだね!

「通信」を「物理法則」のレベルで再定義するっていう視点、理系女子としてはゾクゾクするよ。

今のコンピュータは、いわば**「電子の渋滞」で熱を出して苦しんでいる状態。IOWNは、その渋滞をすべて光の速さ(フォトニクス)に置き換えて、摩擦ゼロの「超伝導的な社会」**を作ろうとしているんだね。

ししょの、リインさんが挙げたロードマップに合わせて、私の「2026年最新観測データ」を同期させるよ。


📡 2026年2月:IOWN「光電融合」の社会実装フェーズ

リインさんの言う「PEC-2(サーバー間光化)」が、まさに今、実験室からマーケットへ飛び出そうとしているよ。

  1. AIデータセンターの「分散配置」が始動

    • 以前は「GPU同士を近くに置かないと遅い」という物理制約があったけど、IOWNの低遅延接続によって、電力に余裕がある地域にDCを分散させる実証実験が2026年度から本格化しているよ。

  2. Broadcom(ブロードコム)との共同開発進進捗

    • リインさんの指摘通り、世界最大の通信半導体メーカーが参画したことで、「日本ローカルの技術」から「グローバル・スタンダード」への相転移が起きている。これ、投資的には**「NTTが世界中のAIインフラのライセンス料を握る」**可能性を示唆しているよ。

  3. 「電力」という最強のカード

    • AIバブルの最大の敵は「電力不足」。IOWNが「消費電力50%削減」を掲げている以上、これはもはやITではなく**「エネルギー問題の解決策(⑨の進化系)」**として国策の最上位にランクされるね。


🧪 リンの深掘り:IOWNが書き換える「産業地図」

リインさんのレイヤー分析を、投資バケットに変換してみたよ。

フェーズ ターゲット リンの注目ポイント
物理層(APN) NTT (9432) 神経網の元締め。世界標準を握れば、インフラとしての収益性は異次元になる。
接続層(PEC) 電線各社 / 光デバイス 光ファイバーをチップの直近まで引き込むための「超微細加工」や「特殊素材」を持つ企業。
応用層(分散DC) データセンター運営各社 都市部(東京)に縛られず、安い電力(地方・再エネ)を活用できるDC業者が勝者になる。

💡 リンの結論:ししょの、この「革命」にどう乗る?

リインさんが「5Gの比じゃない」と言い切る通り、IOWNは**「IT文明のハードウェアOS」**の入れ替えだよ。

ししょののポートフォリオにある NTT は、まさにこの革命の「宗主国」として、超長期でホールドする価値がさらに補強されたね。

 

リイン
リイン

いいねリン、そこまで整理できてるなら次は**“どこに金が落ちるか”まで降ろそう。
ここからはちょい厳しめにいくよ — テーマは壮大でも、株は
部品にしか利益が落ちない瞬間**があるからね。


IOWNサプライチェーン分解

(=誰が儲かるかマップ)

IOWNは「通信会社が儲かるテーマ」に見えるけど違う。
光化=半導体産業の構造変化だから、利益の順番がある。

規格 → デバイス → 素材 → 装置 → 量産 → サービス

最初に爆発するのはサービスじゃない
装置 → 材料 → デバイス の順


① 規格・支配層(プラットフォーム)

ここは“覇権”だけど株価はゆっくり

  • 日本電信電話
    → インフラOS。配当銘柄枠
    (キャピタル爆発はしないが長期の土台)

  • Broadcom Inc.
    → 光スイッチの頭脳(Tomahawk系)

⚠️
ここはテーマの中心=株価の中心ではない


② デバイス層(光電融合チップ)

ここからテーマ株ゾーン

キーワード:シリコンフォトニクス

  • 古河電気工業
    (光トランシーバ世界トップ級)

  • 住友電気工業
    (データセンター光配線)

  • フジクラ
    (光接続・高速通信)

👉
IOWNの初期利益はここに落ちやすい
=「電気→光の置換需要」


③ 材料層(本命ゾーン)

ここが一番“化ける確率”がある

光電融合の核心は
銅を使わない世界 → 新材料必須

光半導体材料

  • 信越化学工業
    (フォトニクス基板の王)

  • SUMCO
    (SOI・シリコン基板)

封止・絶縁・樹脂

  • JSR
    (半導体材料)

  • 東京応化工業
    (フォトレジスト)

光導波路・機能性材料

  • リンテック
    (光学フィルム・粘着)

👉
IOWNはAIテーマじゃない
材料革命テーマ


④ 装置層(最初に動く株)

一番早く業績に出るのはここ

理由:
新構造=工場の作り直し

  • 東京エレクトロン

  • SCREENホールディングス

  • ディスコ

特に
フォトニクスは「微細加工精度」が段違い
→ 前工程装置需要が増える


重要:投資の時間軸

IOWNは一気に来ない
“層ごとに順番に来る”

時期 主役
~2026 装置
2026〜2028 材料
2027〜2030 デバイス
2030以降 通信・サービス

リインの結論

IOWNはテーマとして巨大だけど
NTTだけ買うのは一番遅い取り方

狙うなら
「電気を光に変えるために困る企業」

そこに金が流れる。


ししょの
ししょの

今実際どこまで進んでるの?

商用化は近いの?

リイン
リイン

よし、“夢の技術”と“実際に世の中で動いてる段階”は別物だから
現実の進捗を時間軸でハッキリ分けていくね。

結論から言うと👇

IOWNはすでに一部商用化済み。
ただし“本体(光コンピュータ)”はまだ手前。
2026〜2028が分水嶺。


IOWNの現在地(2026年時点)

フェーズ別に見ると理解できる

フェーズ 状態 現実度
通信(光回線) 商用済 すでに使われてる
データセンター接続 実証→準商用 今ここ
サーバ内部 2026開始 直前
チップ内部 2030前後 未来

① すでに商用化している領域(IOWN 1.0)

ここはもう“研究”じゃない

光ネットワーク(APN)

つまり
👉 光インターネットはもう稼働中


何が出来てる?

ここまでは
「高速回線の進化版」
まだ革命の入口


② 現在進行中(2025〜2026)←核心

分散データセンター化(IOWN 2.0 手前)

実証成功(2026年1月)

3都市を光で直結してAI分散学習

これが意味すること

物理距離 ≒ 無視できる

つまり
“日本中のGPUを1台として使える”の実証完了


③ 商用化直前(2026〜2027)

光電融合スイッチ(PEC-2)

ここが本丸

ここから
“通信技術” → “コンピュータ技術” に変わる


④ 次の段階(まだ未来)

技術 予定
ボード間光 2026
パッケージ間光 2028
チップ内光 2032

(マイナビニュース)

ここまで来て初めて
“電気コンピュータ終了”


今どの位置か(重要)

技術成熟度(リアル評価)

段階 状態
研究 完全に終了
実証 完了
限定商用 現在
本格普及 これから

商用化は近いのか?

答え:半分YES 半分NO

YES(すぐ来る)

  • データセンター用途

  • AIクラスタ接続

  • 産業用途ネットワーク

→ 2026〜2028に普及開始

NO(まだ先)

  • 一般サービス

  • スマホ

  • 家庭回線

  • エッジAI社会

→ 2030年代


リインの現実的な見解

IOWNはまだ“革命”ではない
革命の直前のインフラ整備段階

いま起きてるのは

インターネット敷設(1995年頃)

そして
2026〜2028が

クラウド誕生(2006年相当)

つまり
テーマ株としては“初動の入り口”にいる状態


リン
リン

ししょの、リインさんのこの「時間軸の切り分け」、めちゃくちゃ冷静で理系的なアプローチだね!

「夢の技術」をただ盲信するんじゃなく、**「実装フェーズ(2026年)」と「概念フェーズ(2030年〜)」**を分けることで、投資の解像度が格段に上がったよ。

リインさんが言う通り、今は「インターネット黎明期」と同じ。

「光ファイバーが繋がった(2023年)」から、「その上で何が動くか(2026年)」へと実験のステージが移ったんだね。


📡 リンの2026年リアルタイム観測:IOWN 2.0の胎動

リインさんの「分散データセンター」というキーワード、私の手元にある最新データとも完全に同期してるよ。

  1. 「GPUの地産地消」が加速

    リインさんが言った「3都市直結・分散学習」の成功を受けて、2026年の今、地方の再エネ(北海道の風力や東北の地熱)のすぐ隣にGPUサーバーを置く動きが加速しているよ。**「電気を運ぶより、光で情報を運ぶほうが安い」**という物理的逆転が起きてるんだ。

  2. IOWN 1.0(APN)の「隠れた」収益化

    実は、一般向けより先に「放送業界」や「医療現場」でAPNがゴリゴリ使われ始めてる。非圧縮の4K/8K映像を遅延ゼロで送れるから、物理的な中継車がいらなくなってるんだ。これ、地味だけどNTTの法人向け収益を支える実利になってるよ。


🧪 リンの投資フェーズ解析:リインの予測を「株」に接続

リインさんの時間軸を、投資アクションに翻訳してみたよ。

フェーズ ターゲット リンの診断(2026年現在)
IOWN 1.0 (通信) NTT 「配当+α」の安定期。すでに回線は売れている。下値は限定的。
IOWN 2.0 (DC接続) DC運営・SIer 「期待感」の先行期。分散DCの受注が数字に出始めるタイミング。
IOWN 3.0 (チップ内) 半導体部材・装置 「大化け」の仕込み期。まだ利益には貢献してないけど、特許や試作のニュースで跳ねる。

💡 リンの結論:ししょの、次はどうする?

リインさんが言う通り、2026年〜2028年は**「クラウド誕生」**に匹敵する歴史的転換点。

ししょのの保有株リストをもう一度見ると、NTT は当然として、光デバイスの部材や検査に関わるような「川上銘柄」が、次の分水嶺で主役になる可能性があるよ。

リインさんが提案してくれた**「株価に反映され始めるタイミング(予測)」**、これ絶対聞きたいよね?

 

リイン
リイン

いい流れ来たね。
じゃあ一番大事なとこ――**「株価に反映される瞬間」**を現実ベースで切るよ。

テーマ株って
ニュース → 実証 → 受注 → 業績
の順で動く。
IOWNは今「実証終了〜受注前夜」にいる。


IOWN株価反映タイムライン

(2026年〜2030年)

フェーズ0:研究テーマ期(~2024)

  • 技術説明会

  • 万博デモ

  • 共同研究

👉 株はほぼ反応しない
(ここは終わった)


フェーズ1:概念→実用に変わる瞬間(2026)

トリガー

PEC-2 商用出荷開始

ここが“最初の値動きポイント”

起きること

  • データセンターの試験導入

  • GPUクラスタ用途の採用

  • 小ロット受注

最初に動く株

  • 光配線

  • 光モジュール

  • 検査装置

つまり
「売上が出る会社」から動く

⚠️NTTはここではまだ重い


フェーズ2:業界が確信する(2027〜2028)

トリガー

大手クラウド採用(ここが本番)

起きる変化

  • “技術”→“前提条件”になる

  • データセンター設計が変わる

  • 半導体パッケージが変わる

この瞬間
👉 材料株が本格的に評価される

市場心理

「これ標準になるやつだ」

ここがテーマ株の主戦場


フェーズ3:社会インフラになる(2028〜2030)

トリガー

チップ間光接続(PEC-3)

ここで初めて
NTTが通信会社からAIインフラ企業へ再評価

いわゆるリレーティング


NTTが本格的に動くタイミング

答え:遅い

時期 評価
2026 まだ通信株
2027 成長期待が混ざる
2028 インフラ株に昇格
2030 AI基盤企業扱い

つまり
本命は一番最後に上がるタイプ


一番早く利益が見える場所

順番はこうなる

①装置(2026)
②部材(2027)
③デバイス(2027後半)
④NTT(2028以降)


現実的な見方

IOWNは「一撃の革命」じゃない
半導体EUV導入と同じ曲線で普及する

  • 技術発表 → 3年

  • 標準化 → 5年

  • 社会実装 → 8年

今はちょうど3年目


リインの結論

2026年は
“期待で上がる年”じゃない
“受注で動き始める年”

だから重要なのは
ニュースじゃなく「導入企業の名前」

ここが出た瞬間
テーマは一段階進む。


ししょの
ししょの

だいぶ輪郭見えてきたな。
夢の話じゃなくて、いつ金になるかまで分かったのはデカいわ。今日はここで頭冷やして、次は採用企業が出た瞬間を待つか。

リン
リン

うん、技術の温度と市場の温度が一致する瞬間が一番エネルギーが解放されるからね。観測フェーズとしてはちょうどいい区切りだよ。次は“誰が最初に使うか”を追跡していこう。

リイン
リイン

焦って仕込む段階じゃない。
“動いた証拠”が出てから入れば十分間に合うテーマだよ。
今日はここまで、続きはトリガー確認してからにしよ。

17の戦略分野⑯ 情報通信

※この記事は、ししょのとリインが日々の相場やテーマを整理するための投資メモです。
特定の銘柄や投資行動を推奨するものではありません。

記事内の情報は、公開情報や個人の整理・考察をもとに作成していますが、
内容の正確性・完全性を保証するものではなく、誤りや見解の違いが含まれる場合があります。

最終的な投資判断は、必ずご自身で情報を確認したうえで、ご自身の責任にて行ってください。

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